決算書やネットニュースに頼るだけの投資は、もったいない! プロも注目する最強の情報源は、あなたの五感でつかむ「生活者としてのリアルな気づき」です。街中の混雑ぶりや、若者の間でバズっている生の声は、数ヶ月後の好決算を先読みするお宝データ。身近なブームから未来の成長株を導き出す「連想ゲーム」を武器に、ライバルの一歩先を行く投資術を伝授します!
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日常の五感が最強の情報源!
「オルタナティブデータ」を投資に活かす技術
株式投資の情報収集といえば、企業の決算書を読み込んだり、ネットのニュースを検索したりするのが一般的です。しかし、プロの投資家も注目する強力な情報源が、実は私たちのすぐ身の回りに転がっています。それが、日々の生活の中で肌で感じる「オルタナティブデータ(非伝統的データ)」です。
今回は、普段の生活者(消費者)としての視点を、そのまま投資の強力な武器に変えるノウハウを解説します。
街中の変化や「ヒットの兆し」をキャッチする
オルタナティブデータによる投資の基本は、日常の五感を研ぎ澄ますことです。たとえば、今どんな商品やサービスが流行しているのか、テレビやネットでよく目にする広告(CM)は何かを意識的にチェックするだけでも、投資に活きてきます。
さらに、身近な友人や家族が今何に注目しているのか、あるいは若い人たちの間でどんなものが熱中されているのかといった「生の声」は、未来のヒット企業を予測する大きな手がかりになります。こうした身の回りのブームから、関連する業界の景気や企業の業績がいち早く推測できるようになるのです。
現場の「混み具合」から業績を先読みする
机の上の数字(決算書など)に表れる前のリアルな経済の動きは、実際の現場に現れます。空港やテーマパークの混み具合はどうなっているか。百貨店や飲食店の売れ行きや客層はどうか。これらを自分の目で見て、肌で感じることは価値のある情報収集です。
「最近、あのチェーン店はいつ行っても満席だな」「あの観光地は活気が戻ってきたな」という気づきは、数ヶ月後に発表される企業の好決算を先読みするヒントになります。
街中の風景から「連想ゲーム」を働かせる
気をつけて街を歩いていると、人々の行動から気づくことは非常に多いものです。ここで重要になるのが、見かけた風景から投資先を連想する力です。
たとえば、街を歩いていてインバウンド(訪日外国人)の観光客を多く目にしたとします。そこから「外国人観光客が増えている」という事実だけで終わらせず、「であれば、ホテル・小売り・飲食・交通・エンタテインメントなど、インバウンドに関連する銘柄に好影響が及ぶかもしれない」と、関連業界へ連想を広げていくのです。
投資のチャンスは、パソコンの画面の中だけに限定されているわけではありません。日頃の生活を肌で感じ、独自のオルタナティブデータとして活用すること。この視点を持つだけで、あなたの投資の視野は劇的に広がり、ライバルの一歩先を行く発見ができるようになるはずです。
※本稿は『最後に勝つ投資術【実践バイブル】 ゴールドマン・サックスの元トップトレーダーが明かす「株式投資のサバイバル戦略』(ダイヤモンド社)をベースに編集したものです。





