バークシャー、航空会社への愛着断ち切れずPhoto:Kevin Dietsch/gettyimages

 米投資会社 バークシャー・ハサウェイ は、航空会社への愛着を断ち切ることができないようだ。

 バークシャーで長年にわたり最高経営責任者(CEO)と投資先銘柄の選定者を務めたウォーレン・バフェット氏は、航空株と悩ましい関係を持っていた。現在、彼の後継者であるグレッグ・アベル氏も航空会社を好む姿勢を早くから示し、バークシャーは2026年1-3月期に デルタ航空 株を新規で26億ドル(約4100億円)分取得した。

 バフェット氏は18日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対し、バークシャーのデルタ航空への新規投資に自身は関与していないと語った。ただ、アベル氏に他の投資アイデアを授けたと述べた。アベル氏は1月にCEO職を引き継ぎ、バークシャーの巨額の株式ポートフォリオを管理している。

 バフェット氏の信奉者の多くにとって、デルタ航空への投資は、この伝説的な投資家の航空業界との乱気流に満ちた過去についての記憶を呼び起こす。バフェット氏は2002年に英紙テレグラフに対し、浮き沈みの激しいこの業界に関しては自分を抑えられないと語ったことで知られる。

「航空株を買いたい衝動に駆られたら、すぐに800で始まる通話料無料の電話番号にかける」とバフェット氏は当時語った。「午前2時に電話してこう言うのだ。『私の名前はウォーレン。航空中毒者だ』。すると相手が私を落ち着かせてくれる」