米ハーバード大学で「A」の評価を取ることはますます難しくなりそうだ。同校の教員たちは、「成績インフレ」抑制に向けた学部課程による長年の取り組みの一環として、各コースのA評価の数に上限を設けることを承認した。この変更は、学生からの強い反発にもかかわらず実施される。大学執行部と多くの教員は、A評価の上限設定により各評価が学業成績の有意義な指標として復活し、学生が授業により多くの労力を注ぐようになると主張。また、ハーバード大の評判を守ることで、学生の学位の価値を保護できるとしている。この上限は学部課程に適用され、各コースのA評価の数を全体の20%に制限するほか、ばらつきの大きい小規模のコースを考慮して四つのA評価を追加で認める。一方、今後最も多く付与されると委員会メンバーが予測しているAマイナス評価には適用されない。