ドナルド・トランプ米大統領は、過去1年間にわたり要求してきた利下げを確実なものにするため、米連邦準備制度理事会(FRB)の議長にケビン・ウォーシュ氏を選んだ。だが突如として、差し迫った疑問が浮上している。ウォーシュ氏が政権の思惑とは逆に、利上げに踏み切ることができる政治的な後ろ盾があるかどうかだ。ウォーシュ氏は22日、ホワイトハウスでFRB議長として就任宣誓を行った。FRB議長がホワイトハウスで宣誓を行うのは、1987年のアラン・グリーンスパン氏以来となる。世間が注目した数カ月に及ぶ指名争いの末、トランプ氏が1月に同氏を選んで以降、両氏がそろって公の場に姿を現すのも今回が初めてだった。トランプ氏は宣誓就任式で、好景気を抑制する必要はなく、力強い経済成長がインフレを引き起こすことはないという考えを、ウォーシュ氏が議長就任後も持ち続けてほしいと述べた。「インフレは止めたい」としつつ、「偉大さを止めたくはない」と語った。
ウォーシュFRB議長、利下げ迫る政権と問われる独立性
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