写真は「辺野古ボート転覆事故遺族メモ」より
沖縄県辺野古沖で小型船が転覆し、研修旅行中だった同志社国際高校の生徒と船長が死亡した。国土交通省と内閣府は、死亡した金井創船長(71)を海上運送法違反の疑いで刑事告発した(5月22日)。亡くなった高校2年生の武石知華さん(17)の遺族は「辺野古ボート転覆事故遺族メモ」というnoteで情報発信を続けている。遺族の許可を得て、全文を転載する。(ダイヤモンド・ライフ編集部)
事故後からの流れ 3月17日
2026年4月13日 19:54
10:00 ツアー会社M氏含む2名と会議(ホテル3階会議室)
・ボートの手配は高校が独自で行ったこと
・ツアー会社の添乗員はいたが、乗船せず岸辺で待機していたこと
・引率教員の人数はまだ確認中であること
・事故の詳細な時系列はまだ把握できていないこと
・修学旅行の添乗員は計4名
・添乗員の名前は現時点で教えることはできないこと
・同志社国際とは20年以上の付き合いであること
12:00 帰りの便の手配
妻が遺体の搬送と家族の帰り便をJALに依頼。3連休前で空席がなくキャンセル待ちとなる。
14:10 那覇空港着の私を迎えに、妻・長女・妻の両親・M氏・教頭先生で空港へ向かう。
14:20 合流
教頭先生・妻・長女と到着ロビーで合流。教頭先生から謝罪を受ける。
私がまだ知華と直接対面できていなかったため、全員で中城海上保安部へ向かう。
15:40 海上保安部に到着
海上保安部との打ち合わせ内容:
・落ち着いたら転覆現場で献花をしたい → 巡視船を出すのは難しいが方法を考えるとのこと
・当日はうねりが大きかった可能性がある
・船長は有効な船舶免許を持っていた
・118への最初の通報者は乗船していた生徒だった
・海保は救難信号を受信していない
・通報は 10:16
・知華が船の下から救助されたのは 11:18
・救急車に乗ったのは 11:25
・病院に着いたのは 11:59
・死亡確認は 12:29
17:10 遺体と対面
説明を聞き終わった後、知華が安置されている部屋に移動。
こたつで昼寝をしているときの顔と変わらない。冷たい。司法解剖。手術したこともないのに。開頭、自慢の髪の毛をあんなにも大切にしてたのに。苦しかったろうに。なんで死んでるの。パパは4カ月も会ってなかったよ。起きなよ知華。
18:00 ホテルに移動
前日のホテルではなく、今回の旅行で知華が1泊目に泊まったホテルを妻が直接予約した。知華と同じ部屋に泊まりたく、妻が事情を伝えると、その部屋を融通してくれた。
案内してくれたホテルの部長は私たちの顔を見るなり、一緒に涙を流してくれた。
朝食会場だった場所に案内してくれたりと、ホテルの方々の優しさが心に沁みた。
19:30 最後の洋服を選ぶ
修学旅行に持って行った洋服はジーンズやぴったりした服が多く、最後に着せる服を買いに、私と妻と長女で近くのショッピングモールへ向かう。洋服、靴下、ピアスを選んだ。知華のために買ってあげる最後の洋服。
22時過ぎにホテルへ戻る。 移動手段:タクシー(自費)







