「やりたいこと」「やるべきこと」全部やっても、消耗せずにエネルギーがどんどんわいてくる!
一級建築士・コクヨの社員として成果を出しながら、サウナプロデューサーとして社外でも忙しく活躍する川田直樹氏が「体」「時間」「環境」「思考」「心」「人間関係」をととのえるための具体的な習慣術を書いた『ととのえる。ー超忙しくてもいつもご機嫌な人の習慣術ー』(ダイヤモンド社刊)。タスクにあふれる現代人のための人生コンディショニングの書として話題の本書の発売を記念し、抜粋・編集して、記事を紹介していきます。

「ムダな時間を過ごしてしまった……」の後悔がなくなるたった1つの方法Photo: Adobe Stock

その時間の「プチ目的」を最初に設定しよう

「あー、無駄な時間を過ごしてしまった」。

飲み会の帰り道、後悔したことはありませんか? 誘われるままに参加し、気づけば愚痴や中身のない世間話で数時間が過ぎ、翌日は二日酔いで仕事のパフォーマンスが落ちる。エネルギーが消耗しますよね。

 こうした「時間の空回り」が起きる最大の原因は、その時間そのものに価値がなかったからではありません。自分自身に、その時間をどう使うかの「意味づけ」が欠けていたからです。
 時間はただ漫然と過ごせば、他人のペースに流されて消えていく「消費」になります。しかし、たとえプライベートな飲み会であっても、事前に「何を満たしたいか」という意思を込めるだけで、それは自分をととのえる「投資」に変わります。

 そこでおすすめなのが、飲み会に限らずどんな予定にも「プチ目的」を設定すること。

 たとえば次のような感じです。

・「一年ぶりに会う友人の、新しいビジネスの近況を聞く
・「初めて行く街で、面白い店をひとつ見つける
・「今日の打ち合わせでは、趣味の話をして少しだけ距離を縮める

満足度の正体は「自分の意思で時間をコントロールできた」感覚

「なんとなく参加」した時間は、他人が運転する車に乗っているようなものです。どこに行くかわからず、感情のままに流され、翌日の自分を苦しめます。

 大切なのはあらかじめ「この時間をどう終えたいか」というゴールを設計しておくこと。

 事前に「今日はこれを知りたい」「この人と仲良くなりたい」と小さな目的を決めておけば、帰り道に「狙い通りに時間を使えた!」と手応えが得られます。この「自分の意思で自分の時間をコントロールできた」という感覚こそが満足度の正体であり、明日へのエネルギーを再充填させるコツなのです。

 是非、飲み会の前にスマホのメモに「プチ目的」を書いて、帰路で振り返る習慣を取り入れてみてください。

※本記事は、川田直樹著『ととのえる。 ー超忙しくてもいつもご機嫌な人の習慣術ー』(ダイヤモンド社刊)から、抜粋・編集したものです。