『カラスヤサトシの終活レボリューション』(c)カラスヤサトシ/鎌倉新書
葬儀や終活ビジネスの最前線、伝統から最新テクノロジーまでエンディング業界の今を伝える専門情報誌『月刊終活』(鎌倉新書)で連載されている『カラスヤサトシの終活レボリューション』(漫画/カラスヤサトシ)。今回は、第0話と第1話を一挙にお届けする。さらに、第1話『51歳、終活よりフェスが好き?』から、カラスヤ氏が漫画に描けなかったエピソードを紹介する。(ライター 有馬ゆえ)
51歳漫画家、渋谷で「死」を考える
2024年、日本における年間死亡数は、戦後初の160万人を超えた。2025年には団塊世代がすべて後期高齢者となり、2040年には年間死亡者数は約170万人でピークに。以降、2070年までは150万人以上で推移すると予測されている。
一方、高度成長期以降の都市部への人口集中、そして核家族化により、“死”は非日常化。家族、親族の死を体験したり、地域社会で葬送を執り行ったりする機会が激減したためだ。
しかし、“死”は誰しもが必ず経験することでありながら、ネガティブに捉えられがちだ。そんな現実のギャップを埋め、死を身近なものに取り戻そうとする試みでもあるのが、毎年4月14日(「よい死の日」)を中心に東京・渋谷のヒカリエで開催される「Deathフェス(以下、デスフェス)」である。
デスフェスは、総勢4000人以上が来場し、若者の姿も数多く見られる「死をもっとポップに。終活を再定義する」をテーマとした祭典。
トークセッションなどのイベント、ワークショップ、企画展示などが行われ、第3回となる2026年には、プロ・アマの垣根を越えてデザイナーが新しい形の死装束を提案した「DeathWEARコンテスト」、参加者が死やダンス、歌、絵画、映像などのパフォーマンスで死生観を表現する「Death-1グランプリ」がメディアでも報じられた。
4200人来場の「デスフェス 2025」をマンガでレポート
漫画家のカラスヤサトシ氏は2025年4月12日より17日まで開催された「第2回 デスフェス」に潜入した。
2024年の第1回同様、渋谷ヒカリエで開催されたこの「第2回 デスフェス」には約4200人が来場。トークセッションや没入型ワークショップ、展示や対話の場など、68の多彩なプログラムが展開された。
カラスヤ氏は、当日の印象をこう語る。
「会場は明るくポップな印象で、若いお客さんもたくさん来ていてビックリしました。終活の前知識がなかったので、手元供養やペット葬など、新しい世界を知る面白さがありましたね」
「ただ、編集者のお2人とは出会ったばかりだったので、互いにどこまで強くツッコミを入れていいのかはかりかねるところもあって。僕がドレス型の死装束『エンディングドレス』を着たときも、編集さんたちが大爆笑するでもなく、また通行人から笑われるでもなく、淡々と着て、淡々と脱いだことを覚えています(笑)」
51歳まで終活について考えたことのなかったカラスヤ氏が「思いのほか楽しかった」と語るデスフェス。マンガの続きは、「カラスヤサトシの終活レボリューション」でチェック!
『カラスヤサトシの終活レボリューション』(c)カラスヤサトシ/鎌倉新書
『カラスヤサトシの終活レボリューション』(c)カラスヤサトシ/鎌倉新書







