ジャンルを作る「天才」になれ

 バカを貫くことは、世間の常識を疑い、常識と戦うことです。
 そして世間の常識を徹底的に疑い、そこから「新しい常識のあり方」まで考えられる人のことを、天才と呼ぶのです。

 秀才な人は、与えられた課題を効率よくこなし、既存の枠組みの中で最大限の結果を残すことができます。しかし天才は、枠組み(ジャンル)そのものを自分の手で生み出すことができます。その大前提として「バカ」があることを、多くの人は知りません。

 人はどうすればバカになり、どうすれば天才になることができるのか。そしてどうすれば誰も考えつかなかったようなアイデアを生み出し、新しいジャンルを生み出すことができるのか。

 ひとりでも多くの「まじめ」な方々が「バカ」に目覚めてくれるとしたら、著者としてそれに勝る喜びはありません。
  
 本連載は、わたしが東大で開講している「バカゼミ」のベースとなる部分を解説した、『「自分の壁」を越える授業』という本から、特にお伝えしたいところを抜粋したものです。
 それでは、次回から具体的な内容に入っていきましょう。


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…など、目からウロコ、読後一皮むけていることうけあいの特別講義!

価格(税込)¥1,575 四六並製 192ページ
ISBN 978-4-478-02448-5

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