1)期待を言葉にする:「この仕事はあなたに任せたい。理由は◯◯です」など、相手に関心を持っていることや、期待していることを伝えます。
2)フィードバックをギフトとして渡す:相手を否定するためではなく、相手の成長につながる可能性があることを、相手の成長のために率直に伝えます。
3)チャレンジの機会を、支援つきで与える:「失敗しても大丈夫」「○○については全力でサポートする」という安心感とセットで機会を与えることで、安心して背伸びをして挑戦することができます。
直近1カ月を振り返ってみてください。部下一人ひとりに対して、「ありがとう」と「もっと○○してほしい」を、それぞれどれくらい伝えたでしょうか。
もしも前者だけが積み上がっているなら、あなたの優しさは「消耗を止める」ことにとどまってしまっているのかもしれません。「ありがとう」は現状への承認であり、「もっと~」は未来への原動力になります。両方そろって、はじめて部下のエネルギーは増えていくのです。
特に優秀な人材が職場に求めることは「エネルギーを節約できること」ではなく、「エネルギーが増えること」です。「心理的リソースを無駄遣いさせない優しさ」「心理的リソースを増やす優しさ」を両輪として持っておくことで、本当の意味で「優しい」つまり、相手の未来の可能性を広げる関わりをすることができるのです。
※本稿は『なぜ、あなたのチームは疲れているのか?』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。
櫻本真理(さくらもと・まり)
株式会社コーチェット 代表取締役
2005年に京都大学教育学部を卒業後、モルガン・スタンレー証券、ゴールドマン・サックス証券(株式アナリスト)を経て、2014年にオンラインカウンセリングサービスを提供する株式会社cotree、2020年にリーダー向けメンタルヘルスとチームマネジメント力トレーニングを提供する株式会社コーチェットを設立。2022年日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー受賞。文部科学省アントレプレナーシップ推進大使。経営する会社を通じて10万人以上にカウンセリング・コーチング・トレーニングを提供し、270社以上のチームづくりに携わってきた。エグゼクティブコーチ、システムコーチ(ORSCC)。自身の経営経験から生まれる視点と、カウンセリング/コーチング両面でのアプローチが強み。
株式会社コーチェット 代表取締役
2005年に京都大学教育学部を卒業後、モルガン・スタンレー証券、ゴールドマン・サックス証券(株式アナリスト)を経て、2014年にオンラインカウンセリングサービスを提供する株式会社cotree、2020年にリーダー向けメンタルヘルスとチームマネジメント力トレーニングを提供する株式会社コーチェットを設立。2022年日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー受賞。文部科学省アントレプレナーシップ推進大使。経営する会社を通じて10万人以上にカウンセリング・コーチング・トレーニングを提供し、270社以上のチームづくりに携わってきた。エグゼクティブコーチ、システムコーチ(ORSCC)。自身の経営経験から生まれる視点と、カウンセリング/コーチング両面でのアプローチが強み。



