米国とイランによる戦闘が夜間に激化し、米軍は広範な新たな標的を攻撃する一方、イラン政府は地域内の米国の同盟国数カ国に対して攻撃を行ったと発表した。今回の衝突は、先月の停戦発効によって持続的な和平合意への期待が高まって以降、両国間で最大規模の軍事行動となった。ドナルド・トランプ米大統領は先週、イランがホルムズ海峡を通過する船舶に砲撃したとして、停戦の終了を宣言していた。現在、両国はホルムズ海峡を巡って膠着(こうちゃく)状態に陥っている。トランプ政権当局者はイラン側との交渉継続に悲観的な見方を強めており、イランがホルムズ海峡の船舶への攻撃を続けていることにいら立ちを募らせている。米高官らは10日、核合意が成立する可能性が低下していると記者団に述べ、イランが船舶の安全な通航を保証しなければ深刻な結果を招くと警告していた。