元部長の“二の舞”にならないために
覚えておくべき言葉

《「外のものさし」を持つこと》

 自分がマーケットのどんな位置にいるのか? 自分はどんな価値を与えられるのか?「外のものさし」を持って、今の自分を客観的な立場から俯瞰して捉えることで、自分の本当のバリューが見えてきます。

 また、何となく習慣でやっていることや、当たり前のこととして定着しているタスクについて疑問を持つことも大切です。外の目ばかりを気にするという意味ではなく、いついかなるときも自分を客観視しようということです。

 そうした思考のアップデートが、「時間の使い方」にダイレクトに返ってきます。

 では、どうすれば「外のものさし」を持つことができるのでしょうか?

 大切なのは「アウトプットする場」を外部に持つこと。

 外の世界で自分がどんな評価を受けるのか、自分が外部に晒さらされる状態を意図的につくるのです。

 まず、実際に自分が普段いる場所から外へ出ることがきっかけになります。たとえばスポーツが好きならスポーツ関係のボランティアをしてもいいですし、選手を目指してもいい。もちろん、複業を考えてもいいのです。

 これが「自分を変える」ということです。

 当然、外部では会社の名刺なんてまったく通用しません。「〇〇会社の△△部長」という“タグ”がついていない状態で勝負することになります。厳しいと思うかもしれませんが、だからこそ「自分自身がユニークな立場でないと絶対にリスペクトされない」ということが肌感覚でわかるのです。

 僕で言えば「元・日本マイクロソフトの澤」ではリスペクトされません。「プレゼンが得意な澤さんですね」のように、会社名ではなく「~~が得意な人」と言われなければならなくなるのです。

 この感覚がわかると、自分の得意なことを伸ばす価値観で生きられるようになります。