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「このまま今の仕事を続けていいの?」「評価されているのかどうか実感がない」。そんなモヤモヤを解消する方法を、人事コンサルタント・難波猛さんの著書『ボスマネジメント』(アスコム)から一部抜粋して特別公開します。本書ではその名の通り、部下が上司と建設的に対話し、Win-Winの関係を築くための実務的スキルを紹介しています。今回は「上司との対話の有無が、部下のキャリアに及ぼす影響」について解説します。
言われたことだけを
真面目にやってきた人の末路
私たちが携わっている会社の中には、「真面目に言われたことだけをやってきた人」が退職勧奨の対象になってしまうケースが少なくありません。
指示された範囲の仕事はできる。しかし、自分の役割を自発的に広げたり、次のステージに対応する準備をしたりしない。そうした人たちは、組織に変化が訪れたときに不利な立場に置かれやすくなります。
「余人をもって代え難い人材」ではなく「代替可能な人材」と判断される可能性が高いからです。また、「指示されたことを正確に淡々とスピーディに行う」ことに関して、人間はAIに太刀打ちできなくなりつつあります。
「静かに(穏やかに)働きたい」という思いは、決して否定されるべきものではありません。プライベートを大切にしたい人もいれば、仕事で過度なストレスを避けたい人もいます。自分にとって最適な働き方を選ぶことは素晴らしいことだと考えています。
ただし、静かに安定した働き方を維持するには、周囲からの信頼と評価が欠かせません。「あの人は任せたことは確実にやってくれる」「上司や周囲の期待も、きちんと理解している」「プロとして、自分のスキルを常に磨いている」という評価が得られれば、良好な関係性の中で穏やかに働き続けることが可能です。







