「時間がないから、やりたいことができない……」と悩んでいる人は少なくありません。しかし、本当に足りないのは時間なのでしょうか。話題の書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)では、時間がない人ほど陥りがちな意外な落とし穴を紹介しています。今回は特別に本書の内容から一部再編集、抜粋してお届けします。
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特徴ワースト1:「やりたいこと」の具体的な「行動イメージ」ができていない
「行動力がない」「時間がない」と言う人の多くは、実は「タスクの書き方が下手」なことが原因です。
「掃除をする」「運動をする」「英語の勉強をする」「仕事の計画を立てる」─。
こうしたざっくりした書き方でもできる人なら問題ありません。
でも、まだ習慣になっていない人にとっては、この書き方では行動に移しにくいのです。
「やりたいこと」は、「行動を細かく分けて、細部の動作までを書く」
行動するために、とことん細分化して、その1つひとつが完全にできるイメージしかわかないぐらいに落とし込みましょう。私はこれを「動作を書く」と呼んでいます。
たとえば「英語の勉強をする」と書いても、実行できないのも無理はありません。
「英語の勉強をする」というのは、いくつもの動作で成り立っているからです。
・英単語帳をかばんや本棚から取り出す
・15分のタイマーをセットする
・前回取り組んだところを隠して、意味を覚えているかテストする
・新しく覚えるところを音読する
・意味を知らなかった単語は手書きで5回書く
・最後の2分で、今日覚えた単語の意味を答えられるか確認する
「英語の勉強をする」というタスクは、こうした細かい動作に分かれています。
もちろんこれはあくまで一例で、英語の勉強の手順は学習者によって異なります。
要は、自分の日常に当てはめるために、自分が実行できるぐらいまで細分化する必要があるということです。
人間は「イメージしたものは実行できる」
多くの人が「人生を変えたい」「自分を変えたい」と思っていますが、実行するには、もっともっと「細かい動作」レベルに分解しないと、実行できません。
人間は「イメージしたものは実行できる」という特徴を持っています。
つまり、「その動作をする自分を具体的にイメージできるかどうか」がやれるかどうかの分岐点なのです。
「投資を始めたい」と言いながら投資口座すら開設していない人がやるべきこと
たとえば、「投資をいつか始めたい」と思いながら、ずっと「投資を始める」という行動が先延ばしされているとしたら、もっと行動を細かく分解してみましょう。
まず「口座の開設方法をネットで調べる」と動作を書きます。
ネットで調べると、口座開設のための操作を1つひとつ教えてくれているので、次にとるべき動作がわかります。
たとえば、「WEBの入力フォームに必要事項を記入する」という項目をすぐに実行できない場合は、そのURLをメモ帳に貼りつけておき、あとで開いたときに入力すればいいだけです。
「このタイミングで実行できる!」が見えてくる
行動を曖昧に捉えていると、その行動自体がとても時間がかかるように感じてしまい、ずっと先延ばしになってしまいます。
しかし、「動作」に分解されていると、「時間がない」と思わずに「このタイミングで実行できる」と気づけるのです。
(本稿は『人生アップデート大全』の一部抜粋・再構成を行ったものです)











