読み方の正解は(3)ちょっき
チョットした長さの木だから

 一寸木さんは、全国で約200軒くらいありますが、そのほとんどが神奈川県小田原市周辺に住んでいます。

 一寸木を「ちょっき」と読むのは「ちょっとした長さの木」ということで読むそうです。ちなみに、一寸は約3.3センチメートルの長さです。

 一寸木を「ちょっき」と読むのは分かりましたが、一寸の木とは何なのかです。考えられるのは、燐寸(マッチ)です。長さがちょうど一寸くらいで一致します。

『難読 珍名 日本人の名字 クイズ』書影難読 珍名 日本人の名字 クイズ』(高信幸男、ダイアプレス)

 昔は、物をいただいた時に、お返しに「付け木(つけぎ)」を返していました。その「付け木」は、硫黄(祝い)を塗った縁起物の木片なので、後々の「マッチ」と思われます。

 昔は、マッチは貴重な物でした。「ちょっと」したお返しに「一寸の木のマッチ」なので、一寸木で「ちょっき」になったのではないかと思われます。

 また、小田原は箱根に近く、箱根は寄木細工が有名で、その寄木の長さも一寸くらいです。寄木の長さから「ちょっき」になったとも考えられます。

 一寸木さんの悩みは、電話で「ちょっき」ですと言っても、かならず聞き返され説明が大変なことです。

 また、郵便などは「寸」と「木」を合わせてしまい「一寸木」ではなく「一林」で来ることもあるそうです。

【「一寸木」の答え】
読み方 (3)ちょっき
問1 (1)神奈川県に多い名字

問2 (2)全国に約200軒
問3 (1)チョットした長さの木だから

体に関する名字クイズ
実在しない名字が一つ…どれ?

実際に存在する名字はどれでしょう?(1)目(2)口(3)鼻(4)耳(5)首出所:『難読 珍名 日本人の名字 クイズ』(ダイアプレス)より

答えは……






【答え】(1)目(さっか・さかん)、(2)口(くち)、(3)鼻(はな)、(4)耳(みみ)

 目(さっか・さかん)さんは山口県に、口(くち)さんは富山県に、鼻(はな)さんは大阪府に、耳(みみ)さんも大阪府におります。

 目を「さっか・さかん」と読むのは、奈良時代の官僚の職業の一つに、御目付をする役職として目「さっか又はさかん」があり、この職業をしていたことから名字になりました。

 それぞれの名字の方が、眼科医・口腔医・耳鼻咽喉医になれば、医師として最高の名字です。

※県名に関しては、著者がこの県に多いと確認したものです。