米連邦上院選に向け、ミシガン州で4日行われた民主党の予備選でアブドゥル・エルサイード氏(41)が勝利したことは、党内で急進左派が台頭している今年にあっては驚きではない。だが、フランス革命2.0と決めつけるのは早過ぎる。民主党の有権者が世論調査の予測よりもはるかに接戦に持ち込んだことから、エルサイード氏は今後(地元の)アナーバーや白人リベラル層以外の有権者を説得しなければならない。弁舌に長け、元公衆衛生当局者のエルサイード氏は、ヘイリー・スティーブンス下院議員に圧勝すると予想されていた。しかし、5日に当選確実となった際、同氏のリードは1ポイントだった。僅差での勝利は、バーニー・サンダース氏やアレクサンドリア・オカシオコルテス氏から進歩派の次世代の期待の星としてたたえられる、急進的な考えを持つ人物を選ぶことについて、多くの民主党員がためらったことを示している。