イランは、ホルムズ海峡の再開合意の一環として、米海軍艦船の同海峡通過の阻止を主張している。数十年にわたるペルシャ湾での米軍事プレゼンスの抑制という目標を進めようとしている。イランのこうした脅しは、同国の指導部内でイラン革命防衛隊(IRGC)強硬派が台頭していることを浮き彫りにしている。強硬派は長年、地域からの米軍撤退を求めてきた。イランは軍事的に壊滅的な打撃を受けたものの、指導部は現在、6カ月間の戦争を終結させるための交渉の中で、米国のペルシャ湾岸地域における支配力を排除しようとしている。イラン当局者らはオマーンとの交渉の中、こうした脅しを公然と行っている。オマーンは、イランとの交渉において主導的役割を演じている。米当局者は仲介者らに対し、イランによるホルムズ海峡通航における制限や通航料の徴収を受け入れないと伝えている。これは、米国とイランの間にある複数の鋭い対立点の一つであり、合意の達成を遅らせる要因となっている。