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地方移住して働く「UIJターン」を夢見ながら、地方公務員への転職という選択肢を最初から外している社会人は多い。その理由の大半は「自分が(採用試験を)受けられるはずがない」という思い込みだ。だが近年、UIJ希望者を巡る自治体の採用は激変した。連載『第二新卒から中高年まで必見! おいしい公務員試験』の#10では、地方自治体のUIJ採用試験の変化とその背景と共に、U・I・J別の面接試験を突破するための戦術や、面接でまず間違いなく問われ、答えを練っておかねば不採用となる「四つの質問」とその解答法を指南。その前・後編のうち「前編」をお届けする。59歳まで受験可能な自治体のほか最新のUIJ採用枠がある自治体リストも掲載するので、UIJ希望者は必見だ。(「公務員のライト」専任講師 横溝 涼)
地方自治体は「県外在住では受けられない…」
その思い込みは10年前の情報です
「いつかは地元に帰りたい」「都会の暮らしに疲れた。子どもは自然の中で育てたい」――。
こうしたUIJターンによる働き方を夢見ながら、「地方公務員に転職する」という選択肢を最初から外している社会人は少なくない。聞けば、理由はたいてい一つ、「県外に住んでいる自分には、そもそも採用試験は受けられない」という思い込みである。
筆者は長年、公務員試験予備校の講師として数多くの受講生を指導してきたが、社会人の受講生からこうした悩みを相談される機会が、ここ数年で明らかに増えた。「今、東京で働いているので、地元の県庁を受けられない」「選考のたびに休みを取って帰省するのは難しい」――。公務員を目指すと決め、すでに勉強を始めている人ですら、こうした思い込みで志望先を狭めてしまうのである。
はっきり言おう。その認識は、完全に古い。地方公務員の採用試験は今、「県外に住んでいる人」を採るための仕組みへと、驚くほどのスピードで作り替えられている。もはや、帰省を繰り返さなければ受験できない試験ではないのだ。
そこで次ページでは、UIJターン希望者のために自治体が用意し始めた「三つの激変」の中身と、UIJターン採用枠のある自治体リストを公開。地方移住を人生の選択肢に入れているビジネスパーソンは必見だ。







