「将来、ひとりになったらどうしよう……」そう思ったことはないだろうか? 実は、「孤独になる人」には共通点がある。本記事では、習慣本の超決定版『あきれるほど小さい習慣』をもとに、「将来、孤独になる人の特徴」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)

「将来、孤独になる人」の特徴・ワースト1Photo: Adobe Stock

「将来、1人になるかも」と思ったことはありますか?

「このまま年をとって、ひとりになったらどうしよう」

 ふと、そんな不安を感じたことはないだろうか。

 友人に連絡しようと思ったけれど、「今さら連絡してもな」とやめる。

 職場で困っている人がいても、「自分が声をかけたところで」と通り過ぎる。

 こうした経験は、あなたにもあるのではないだろうか?

「久しぶりに会いたい友人」の話

 以前、久しぶりに会いたいと思った友人がいた。

 何度か「連絡してみようかな」と思ったものの、「向こうも忙しいだろうし」「わざわざ私から連絡しなくても」と考え、結局そのままにしてしまった。

 すると、時間が経つほど、連絡するハードルは上がっていった。

 人との関係も、「これくらいやっても意味がない」と思って何もしなければ、少しずつ遠ざかっていく。

 では、どうすればいいのだろうか。

「意味がない」と決めつけない

『あきれるほど小さい習慣』には、こんなエピソードがある。

ある朝早く、一人の男が打ち寄せる波を見ながら、海岸を歩いていた。
数え切れないくらいのヒトデが砂浜に打ち上げられ、死にかけていることに気がついた。
その異常な光景にしばし茫然(ぼうぜん)としていると、ふと遠くのほうで若い女が、1つ1つヒトデを拾い上げては海に向かって投げ返す姿が目に入る。
男はその女のところまで近づいていき、こう声をかけた。
「そんなことしたって時間の無駄じゃないか。こんなにたくさんのヒトデがあるのに、そんなことをして、いったい何の意味があるんだい?」
すると、その女は足元にあったヒトデを1つ拾い、思いきり海に向かって投げ返した。
「あのヒトデにとっては意味があったわ」と言って、足元にある別のヒトデに手を伸ばした。

――『あきれるほど小さい習慣』より

 私たちは、「たった1回連絡したところで」「自分ひとりが声をかけたところで」と、小さな行動を無意味だと思ってしまいがちだ。

 しかし、その「たった1回」が、相手にとっては大きな意味を持つこともある。

孤独になる人は「小さな一歩」を軽視する

 人間関係も、いきなり深い関係ができるわけではない。

 久しぶりの友人に一言連絡する。困っている人に声をかける。

 そんな小さな行動の積み重ねが、人とのつながりをつくっていく。

 自分にとっては小さな行動でも、誰かにとっては大きな意味があるのだ。

 その一歩を惜しまないことが、未来の人間関係をつくるのである。