「仕事ができる人」とは、一体どんな人だろうか。「頭の良さ」や「才能」を思い浮かべる人も多いかもしれない。しかし、そこには意外な共通点がある。本記事では、習慣本の超決定版『あきれるほど小さい習慣』をもとに、「本当に頭のいい人が執着しないたった1つの習慣」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
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「頭のいい人」はどんな人だと思いますか?
「頭のいい人」と聞くと、どんな人を思い浮かべるだろうか?
「仕事が速い人」や、「いつも成果を出している人」を思い浮かべるかもしれない。
企画書を見せてくれた先輩の話
以前、ある先輩から「企画書を見てほしい」と頼まれたことがあった。
そして、届いたのはタイトルと帯コピーだけ。全体の3割ほどしかできていなかった。
「まだ途中ですよね?」と聞くと、先輩はこう言った。
「途中だから見てほしいんだよ。微妙な方向性が違ったら、ここで直したほうが早いから」
そのとき、「できてから見せる」という考え方に、自分が縛られていたことに気づいた。
頭のいい人が「執着しないこと」
『あきれるほど小さい習慣』には、こんな一節がある。
――『あきれるほど小さい習慣』より
私たちは、「やるなら完璧に」「100点を取れないなら意味がない」と考えてしまいがちだ。
しかし、その考え方こそが、行動を止める原因になる。
運動なら毎日1時間、勉強なら毎日30分と、高い目標を立てて続かなかった経験がある人も多いのではないだろうか。
むしろ、ほとんどの人は「疲れたら、すぐにゴロゴロしたい」と思うような、普通の感覚の持ち主です。
だからこそ、最初から「完璧すぎる計画」を立てて挫折するよりも、「え、これだけ?」とあきれるほど小さい習慣を準備しておくほうが、はるかに現実的です。
そして、そのほうが確実に未来の自分を変えられます。
――『あきれるほど小さい習慣』より
100点でなくても、意味はある
一方で、本当に頭のいい人は、「完璧」に執着しない。
途中でも、人に見せる。
そうやって小さな行動を積み重ねたほうが、結果として大きな成果につながることを知っているからだ。
頭のいい人が執着しているのは、100点ではない。
昨日より少しでも前に進み、続けること。
その積み重ねこそが、「理想の自分」に近づくための、いちばん確実な戦略なのである。








