戦争が始まって2週間後、後にウクライナのドローン能力に革命をもたらすことになる女性は、キーウ近郊の町ブチャを車で走っていた。その時、ロシア軍の銃撃を受けた。小さな家具会社の若き経営者イリーナ・テレフ氏は、病気の母親を助手席に乗せてブチャから猛スピードで脱出した。彼女は車の後部バンパーに残った銃弾の穴の写真と、反骨精神あふれる宣言文を公開した。「私は戦い方を知らない女性の一人だ」と2022年3月にインスタグラムに投稿した。「でも、一つだけ確かなことがある。自分の国で二度とこんなことが起きないよう、できる限りのことを必ずやり遂げる」現在、34歳のテレフ氏は防衛企業ファイア・ポイントのCEO兼最高技術責任者(CTO)を務めている。7000人の従業員を抱える同社の長距離ドローンとミサイルは、ロシア全土の標的を攻撃し、戦況を転換しようとするウクライナの取り組みに貢献している。
対ロシア攻撃ドローン、立役者は元家具デザイナー34歳
かつて屋外ベンチを設計していたイリーナ・テレフ氏は、今ではウクライナ最大の民間防衛企業のCEOを務めている
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