韓国語を学びたいと思っても、「아」「가」といった韓国語の文字が記号のように見え、最初の一歩でつまずいてしまう人は少なくない。しかし、韓国語の文字はローマ字によく似た仕組みの文字なので、覚え方は意外と簡単。今回は、韓国語の文字を無理なく覚えるコツを『ゼロからわかる! 楽しく続けられる! 韓国語1年生』の著者ハングルノート加藤氏に聞いた。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)

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最初の壁:韓国語の文字(ハングル)が記号にしか見えない

韓国語を学びたいと思ったとき、まず覚えておきたいのが、韓国語の文字「ハングル」です。

K-POPなど、韓国エンタメなどをきっかけに、街で見かける文字が気になったという人も多いのではないでしょうか。

そして、「ハングル」が文字というより記号のように見えることが、最初のつまずきやすいポイントです。

とっつきにくさを感じ、勉強を始める前に挫折してしまう人も少なくありません。

「ハングル」は「ローマ字」と似ている!?

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ハングルは、ローマ字のように「母音」と「子音」の組み合わせで文字ができています。

たとえばローマ字の「sa」は「サ」と読むことができますよね。

「s」はサ行で、「a」は「ア」、それを組み合わせて「サ」と読むのと同じように、ハングルも「母音」と「子音」の組み合わせとして、読むことができます。

たとえば、ローマ字の「s」にあたるハングルは「ㅅ」で、「a」にあたるハングルは「ㅏ」なので、組み合わせて「사」「サ」と読むことができます。

このように、ハングルは「子音(sやㅅなどのこと)」と「母音(aなどのこと)」の組み合わせで文字ができているため、「ローマ字と似たような文字」と言われます。

ローマ字と同様に、ハングルも「母音」と「子音」の読み方を覚えれば、読めるようになるというわけです。

実際に韓国語の文字を読んでみよう!

それでは、実際にハングルを覚えて韓国語の単語を読んでみましょう。

下の図を見てください。

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まずは、図の左側の「아」を見てください。

「ㅇ」「ㅏ」の組み合わせでてきていますね。

ローマ字の「o」と似ている形のハングルの子音「ㅇ」は、音が無い子音です(名称は「イウン」)。

文字に「ㅇ」がある場合は、「ㅇ」を発音せず、母音だけを発音すればいいのです。

「ㅇ」と「ㅏ」を組み合わせると、「아」になります。「ㅇ」は音がなく、「ㅏ」は「a(ア)」と同じ母音。母音だけを発音すればいいので「아」は「ア」と読みます。

同様に、「i(イ)」と同じ母音のハングル「ㅣ」を「ㅇ」と組み合わせると、「이」になり、「ㅇ」は音がなく母音だけを発音すればいいので「이」は「イ」と読みます。

この「아」と「이」を繋げると「아이(アイ)」となり、これは日本語で「子供」という意味の単語になります。

このような感じで、ハングルを読めるようになります。

ハングルは焦らずゆっくり覚えていこう!

ハングルの文字の一覧表は「反切表(はんきりひょう)」「カナダラ表」と呼ばれています。

「韓国語を覚えたい!」と思った人が一番最初にぶち当たる「壁」とは?カナダラ表(『韓国語1年生』より)
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この表を見て、かなり文字が多いので覚えるのが大変そう……と思いませんでしたか?

でも大丈夫。ハングルの読み方には、先ほどお伝えしたルール以外にもいくつかルールがあるのですが、基本ルールを覚えれば、意外と簡単に読めちゃいます。早い人だと1日で全部読めるようになります。

また、ハングルは、最初から全部の文字を覚える必要はありません。

まずは基本の文字から覚えていって、少しずつ読めるようになれば大丈夫です。

簡単なものから1つずつ練習していけば、読める文字や言葉は少しずつ増えていきます。焦らず、自分のペースで楽しく覚えていきましょう。

文字が読めるようになると、韓国語もどんどん話せるようになりますよ!

韓国語が話せるようになりたい方は、ぜひ、ハングルを少しずつ覚えるところからスタートしてみてくださいね。