「頭がいい人」と聞くと、あなたは何を思うだろうか? 知識が豊富な人や、どんな質問にもすぐ答えられる人を思い浮かべるかもしれない。しかし、本当の「頭のよさ」は、意外なところに表れるものだと言う。本記事では、子どもも読めて、大人に刺さる『小学生でもできる言語化』をもとに、「本当に頭がいい人」に共通する特徴について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)

実は「本当に頭がいい人」の意外な共通点・ベスト1Photo: Adobe Stock

「頭がいい人」は何が違う?

「あの人、頭いいな」と感じるのは、どんな人だろうか。

 知識が豊富な人。
 難しいことを知っている人。
 質問に対して、すぐに答えられる人。

 あなたの身の回りにも、思い浮かぶ人がいるかもしれない。

「伝え方」で頭の良さはわかる

『小学生でもできる言語化』の中には、こんなページがある。

言語化して完成させたものに「これが正しい」というただひとつの正解はありません。
なので、先ほどのぼくの文章もあくまでひとつの例に過ぎず、ほかにもいろいろな完成形があるはずです。
その上で、どんなふうに完成させるにしても、言語化するにあたって意識しておいたほうがいいことはあります。
それは、「どの言葉を入れるのか・削るのか」や「どの位置に言葉を置くのか」によって完成させたものの印象が変わってくるということです。(中略)
自分自身はいろいろなことを考えたり感じたりしていても、それを表すために必要な言葉が入っていないと印象ががらりと変わり、相手に正確に伝わらないということが起きてしまいます。(中略)
逆に、言葉を入れすぎてだらだらと長くなったり、あまり重要ではない言葉が入ったりしていても、印象が変わって相手に伝わりづらくなってしまいます。

――『小学生でもできる言語化』より

 頭の中にあることを、すべて言葉にすれば伝わるわけではない。

 むしろ重要なのは、「何を言うか」と同時に「何を言わないか」を判断することなのだ。

頭のよさは「知識量」や「難しく話せること」ではない

 知識が多いほど、話せることも増える。

 だからこそ、全部を説明したくなることもあるだろう。

 しかし、情報を増やしすぎれば、本当に重要なことまで埋もれてしまう。

「たくさん知っている」と「わかりやすく伝えられる」は、別の能力だ。

 本当に頭がいい人ほど、難しいことを難しいまま話さない。

 どの言葉を残し、どの言葉を捨てるかを判断できるのだ。