「老後はのんびり好きなことをして暮らしたい」と考える人は多いかもしれない。しかし、いざ自由な時間ができたとき、自分が何をすれば幸せなのか、すぐに答えられるだろうか。充実した老後を送るために、実は今からできることがある。本記事では、子どもも読めて、大人に刺さる『小学生でもできる言語化』をもとに、「老後も幸せでいられる人に共通する意外な特徴」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)

「老後も幸せでいられる人」の共通点・ベスト1Photo:Adobe Stock

「老後にやりたいこと」はありますか?

「定年したら、のんびり暮らしたい」
「老後は好きなことだけして過ごしたい」

 そんな話を聞くことがある。

 仕事に追われていると、「何もしなくていい生活」はたしかに魅力的に思える。

 でも、いざ「じゃあ、何をして過ごしたい?」と聞かれると、意外と答えに困る人もいるのではないだろうか。

「時間ができたらやろう」とは毎回思う

 旅行に行きたい。
 趣味を楽しみたい。
 家族との時間を増やしたい……。

 なんとなく思い浮かぶことはあっても、「自分は何が好きなのか」「どんな生活をしていると幸せなのか」を、普段から考える機会は案外少ない。

 私自身も、「時間ができたらやろう」と思っていることはいくつもある。

 しかし、本当に時間ができたとき、それをやりたいと思うのだろうか?

 老後も幸せでいるために、今からできることは何なのだろう。

幸せな老後のために「自分」を知っておく

『小学生でもできる言語化』の中には、こんなページがある。

たとえば、何かをやったときに、自分自身を探って「ここは好きだった」「ここは嫌いだった」「こういうことは得意だった」「こういうことは苦手だった」などと言語化していきます。

そうすることで、自分がどんな人間なのかが少しずつ分かっていき、自分に向いていることや向いていないことも見つけやすくなります。

――『小学生でもできる言語化』より

「自分のことは、自分が一番わかっている」

 そう思ってしまいがちだ。

 しかし、「何をしていると楽しいのか」「何が嫌なのか」「何なら夢中になれるのか」と聞かれると、案外うまく答えられない。

 だからこそ、普段の生活の中で、自分が感じたことを言葉にしておくことが大切なのだ。

老後も幸せな人は「自分の好き」を知っている

 老後の幸せというと、お金や健康、人間関係などがまず思い浮かぶ。
 もちろん、どれも大切だ。

 ただ、時間ができたときに、「自分はこれをしていると楽しい」とわかっていることも、同じくらい重要なのではないだろうか。

「今日の散歩は気持ちよかった」
「知らない街を歩くのが好きだ」
「人と話している時間が意外と好きかもしれない」
「一人で本を読んでいると落ち着く」

 そんな小さな感情を言葉にしていけば、自分の「好き」が少しずつ見えてくる。

 老後も幸せでいられる人の共通点・ベスト1は、自分が何をすると幸せなのかを知っていること。

 老後になってから「何をしよう」と探し始めるのではなく、今のうちから自分の「好き」を言語化しておく。

 それが、何歳になっても自分らしく楽しく生きるための準備になる。