嫌なことがあったとき、あなたならどうするだろうか? 実は、心のモヤを溜めていると、自分の人生を、自ら奪ってしまうことになるという。人生はあっという間に過ぎてしまう。だからこそ、幸せに過ごすためにはどうすべきかを知っておこう。本記事では、子どもも読めて、大人に刺さる『小学生でもできる言語化』をもとに、「人生がどんどん不幸になる人」について、解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)

「人生がどんどん不幸になる人」の特徴・ワースト1Photo: Adobe Stock

人生には、「嫌なこと」がつきもの

 嫌なことがあったとき、あなたはどうしているだろうか。

 その場では「まあ、仕方ない」と思っていても、家に帰ってから何度も思い出してしまうことがあるかもしれない。

嫌なことがあったとき、あなたならどうする?

 突然だが、私は嫌なことがあると、その人にとっていちばん最悪の事態を考える。

「あのとき、こう言い返せばよかった」
「なんであんなことを言われなきゃいけないんだろう」
「明日も嫌なことが起きたらどうしよう」

 考えれば考えるほど、気分は落ち込んでいく。

 しかも厄介なのは、何にこんなにモヤモヤしているのか、自分でもよくわからなくなることだ。

 では、嫌な気持ちに振り回されないためには、どうすればいいのだろうか。

「心のモヤモヤ」を放置していませんか?

『小学生でもできる言語化』の中には、語彙力を伸ばす方法について書かれたページがある。

たとえば、この頃なんとなく落ち着かないなと感じたときに、自分自身を探って原因を言語化してみます。
そうすることで、「そうか、自分は習い事の発表会をひかえているから、緊張しているんだ」といった感じで把握でき、漠然としていたときよりも気分がマシになったり、「じゃあ、どう緊張をほぐそうか」と次の行動にうつれたりするようになります。

――『小学生でもできる言語化』より

 嫌な気持ちが生まれること自体は、どうしようもない。
 問題は、その正体がわからないまま放置してしまうことだ。

「なんとなく嫌だ」「なんかムカつく」「なんか不安」

 そんな状態のままにしておくと、漠然とした不快感だけが残ってしまう。

 一方で、
「明日のプレゼンで失敗しそうだから不安なんだ」
「あの人に否定されたことで、自分を認めてもらえなかったように感じて腹が立ったんだ」
 と具体的な言葉にできれば、「じゃあ、どうする?」を考えられるようになる。

幸せな人は「自分の気持ち」を放置しない

 人生には、自分ではコントロールできないことがいくらでもある。

 だからこそ重要なのは、嫌なことを一切なくすことではない。

 嫌なことが起きたとき、自分が何を感じているのかを把握することなのだ。
 原因がわかれば、対処できることもある。

 対処できないことなら、「これは自分ではどうにもできない」と整理することもできる。

 人生がどんどん不幸になる人の特徴・ワースト1は、自分のモヤモヤを「なんとなく」のまま放置してしまうこと

 自分の気持ちを言葉にすることは、単なる言語化の練習ではない。
 自分の感情に振り回されず、次の行動を選ぶための方法でもあるのだ。