特別に話がうまいわけでも、目立つタイプでもないのに、なぜかいつも周りに人が集まってくる。そんな人はいないだろうか。人を惹きつける魅力というと、生まれ持った性格やコミュニケーション能力を想像しがちだが、実は日々のちょっとした行動にもヒントがある。本記事では、習慣本の超決定版『あきれるほど小さい習慣』をもとに、「なぜか人を惹きつける人の特徴」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)

なぜか「人を惹きつける人の特徴・ベスト1Photo: Adobe Stock

「目立つタイプでもないのに、人気」という存在

 特別に話がうまいわけでもない。目立つタイプでもない。

 それなのに、なぜか周りに人が集まってくる。

 そんな人はいないだろうか。

なぜか友人が多い人の話

 大学時代の友人に、いつも人を巻き込んでいる人がいた。

「この店、面白そうじゃない?」
「この展示、行ってみたくない?」

 そんな話が出たとき、多くの人は「今度行こうよ」で終わる。

 しかし、その人は違った。

「じゃあ、来週の土曜日は?」

 そう言って、その場で予定を決めてしまうのだ。

 大げさな企画をするわけでも、強引に誘うわけでもない。
 ただ、「面白そう」と思ったら、自分からほんの少しだけ動く。

 すると、その人を中心に自然と予定が生まれ、人が集まってくるのである。

 では、なぜ小さく動ける人の周りには、人が集まるのだろうか。

「小さく始めた人」が流れを生み出す

『あきれるほど小さい習慣』には、こんなページがある。

決定的な違いは、「自分との約束を守り続けられたかどうか」だけです。
最初の一歩を「大きく始めた人」は途中で息切れしてしまいます。
しかし、「小さく始めた人」は流れを生み出し、いつの間にか止まらなくなる。
このベビーステップこそが、モメンタム(勢い)を生み出し、行動を加速させます。
ロケットスタートで速く進もうとして燃え尽きるよりも、ゆっくりでも小さな一歩を積み重ねる。
そうすることで、想像もできないほどの大きな成果につなげられるのです。

――『あきれるほど小さい習慣』より

 習慣だけでなく、人間関係でも「最初の一歩」は大きな意味を持つ。

 誰かが誘ってくれるのを待つ。
 誰かが話しかけてくれるのを待つ。
 誰かが面白いことを始めてくれるのを待つ。

 それでは、なかなか何も起こらない。

 一方で、自分から小さく動く人が一人いるだけで、そこに流れが生まれる。

人を惹きつける人は「最初の一歩」をつくる

 なぜか人を惹きつける人の特徴・ベスト1は、「自分から小さな一歩を踏み出せること」だ。

 人を惹きつけるのに、特別なカリスマ性は必要ない。

 自分からほんの少し動いて、流れをつくる。

 そんな人のところに、人も、新しい出来事も、自然と集まってくるのだ。