「老後にあれをやりたい」「いつかこれをしたい」そうやって、定年後の人生を思い描いたことはないだろうか? そして、いつかやろうと思っていたものが、溜まってばかり…なんてことになっていないだろうか? いつまでも若々しく、そして楽しく過ごすためには、やめておきたい習慣があるという。本記事では、習慣本の超決定版『あきれるほど小さい習慣』をもとに、「40代を過ぎたら、絶対にやめるべき“習慣”」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)

40代を過ぎたら、絶対にやめるべき“習慣”・ワースト1Photo: Adobe Stock

「今さら…」と思うことはありませんか?

「英語を勉強してみたい」
「新しい趣味を始めてみたい」

 そう思ったとき、「でも、もう40代だし」「今から始めても遅い」と諦めてしまうことはないだろうか。

40代の先輩の話

 40代の先輩と話していたときのことだ。

「海外旅行が好きだから、英語を話せるようになりたい」と言っていた。

 そこで、「教室に通ったりはしないんですか?」と聞くと、

「学生の頃から英語が苦手だったから、今さら無理だよ」

 と笑っていた。

 しかし、最後に英語を勉強したのは、もう20年以上前だという。

 それなのに、20年前の「できなかった自分」を基準に、今の自分にもできないと決めつけていたのである。

 では、なぜ私たちは過去の自分に縛られてしまうのだろうか。

「自分にはできない」という思い込み

『あきれるほど小さい習慣』には、こんなエピソードがある。

過去の失敗や、うまくいかなかった経験。
そして誰かに否定された記憶。
こうした体験が積み重なることで、「自分にはできない」「また失敗するかもしれない」という思い込みが生まれていきます。
すると、本当はできる力を持っていても、自ら可能性を閉ざしてしまうのです。

――『あきれるほど小さい習慣』より

 年齢を重ねれば、成功体験だけでなく、失敗した経験も増えていく。

「運動は続かなかった」「勉強は苦手だった」「新しい環境には馴染めなかった」。

 そうした過去を根拠に、「自分はこういう人間だ」と決めつけてしまう。

 しかし、過去にできなかったことが、今もできないとは限らない。

40代を過ぎたら、「昔の自分」で判断しない

 英語なら、まず単語を一つ覚えてみる。

 小さくても行動すれば、「意外とできる」という新しい経験が生まれる。

「昔できなかったから、今もできない」と決めつけてはいけない。

 年齢を重ねたからこそ、昔よりできるようになっていることもある。

 過去の自分ではなく、今の自分で一歩を踏み出す。

 その小さな挑戦が、これからの人生の可能性を広げていくのだ。