あなたには、「ずっと付き合いたい人」はいるだろうか?ライフステージが変わるにつれて、どうしても気兼ねなく会える人の数は減ってしまうかもしれない。しかし、実は人が離れていってしまう人には共通点がある。本記事では、習慣本の超決定版『あきれるほど小さい習慣』をもとに、「将来、人が離れていく人の特徴」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)

「将来、人が離れていく人」の特徴・ワースト1Photo: Adobe Stock

「ずっと付き合いたい人」はいますか?

「この人とは、ずっと仲良くしていたい」

 あなたにも、そう思える友人や同僚はいるだろうか。

「会いたい」と思っていた友人

 以前、久しぶりに会いたいと思った友人がいた。

 何度か連絡しようと思ったものの、「せっかくなら予定を決めて、ご飯に誘おう」と考えているうちに、後回しになってしまった。

 すると、1か月、半年と時間が経ち、ますます連絡しづらくなった。

 たった一言、「元気?」と送るだけならできたはずなのに、それすらしなかった。

 では、なぜ小さくても行動することが大切なのだろうか。

「将来、人が離れていく人」の特徴

『あきれるほど小さい習慣』には、こんなエピソードがある。

ある若い書き手は、小説が書けなくなっていました。
そんなある日、大作家・宇野千代(うのちよ)さんのインタビュー記事を目にします。
「先生、どうすれば小説が書けるようになりますか?」
「毎日、机に座りなさい」
しかし、若い書き手は、首をかしげました。
「机に座っても、書けない日もあるのでは?」
宇野さんは、続けてこう言いました。
「書ける日もあるし、書けない日もある。けれど、机に座らなければ、1行も書けないのです。だから、毎日、机に座りなさい。そして、1行書きなさい」

――『あきれるほど小さい習慣』より

 これは、人間関係にも同じことが言える。

 会えない日もある。ゆっくり話せない日もある。

 しかし、自分から何も行動しなければ、関係は少しずつ遠ざかっていく一方だ。

「あきれるほど小さく動く」だけ

 大切な人との関係を続けるのに、毎回食事に行ったり、長電話をしたりする必要はない。

「元気?」と一言送る。面白いものを見つけたら共有する。

 たったそれだけでも、人とのつながりは続いていく。

 机に座らなければ1行も書けないように、人間関係も、自分から何もしなければ続いていかない。

 その小さな積み重ねが、何年後も続く人間関係をつくっていくのである。