同じ年齢でも、「若々しく見える人」と「そうでない人」がいる。そこにはどんな分かれ道があるのだろうか。いつまでも若々しくいるための秘訣は、ある小さい習慣に隠されていた。本記事では、習慣本の超決定版『あきれるほど小さい習慣』をもとに、「歳をとっても、若々しい人の共通点」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)

「歳をとっても、若々しい人」の共通点・ベスト1Photo: Adobe Stock

「若々しい人」は身近にいますか?

「若々しい人」と聞くと、どんな人を思い浮かべるだろうか?

 運動をしている人や、食事や美容に気を使っている人を思い浮かべるかもしれない。

新しい趣味を始めた祖母との会話

 祖母と話していたときのことだ。

 最近何をしているのか聞くと、「ギターを始めた」と言った。

「え、今から?」と驚いて聞くと、

「別にうまくならなくてもいいんだよ。毎日ちょっと触るだけでも楽しいから」

 と祖母は笑っていた。

 その後も、旅行に行ったり、新しい店を見つけたりと、とにかく楽しそうだった。

 たしかに、祖母は心なしか実年齢よりずっと若々しく見えた。

 では、なぜ新しいことを無理なく続けられるのだろうか。

人が行き詰まってしまう原因

『あきれるほど小さい習慣』には、こんなエピソードがある。

焦りや完璧主義からくる「やらなければ」という強い義務感は、気づかぬうちにストレスになります。
そして人間の脳は、ジャイアントステップ
(一気に新しいことを始めようとすること)がもたらす急激な変化を「危険!」と判断し、ストップをかけるようにできています。
だから、やる気があればあるほど、抵抗感も大きくなり、続かなくなる。
これが三日坊主の正体です。

――『あきれるほど小さい習慣』より

 私たちは、新しいことを始めるときほど、「せっかくならちゃんとやろう」と考えてしまう。

 だからこそ、あきれるほど小さく始めることが重要なのだ。

 英語学習なら、まずはページを開くだけ。
 運動なら、靴を履くだけ。
 楽器なら、ケースを開けるだけ。

「やらなければ」が増えるほど、新しい挑戦は「楽しみ」から「義務」に変わってしまうからだ。

秘訣は、「完璧」にこだわらない

 新しいことを始めるときは、とにかくハードルを低くする。

 最初から完璧を目指さないからこそ、何歳になっても新しい世界に飛び込めるのだ。

 その軽やかさが、何歳になっても新しい刺激を取り入れ、若々しくいられる秘訣なのかもしれない。