「あのとき、別の道を選んでいたら」と、過去の決断を振り返ったことはないだろうか。仕事、恋愛、結婚、住む場所など、人生には正解のわからない選択がいくつもある。では、あとになって後悔しやすい人と、自分の選択に納得できる人には、どんな違いがあるのだろうか。本記事では、子どもも読めて、大人に刺さる『小学生でもできる言語化』をもとに、「人生で後から後悔する人の共通点」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
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「あのとき、違う道を選んでいたら」と思うことはありますか?
「あの会社に入っていたら」
「あの人と付き合っていたら」
「あのとき、思い切って挑戦していたら」
ふと人生を振り返ったとき、「別の選択をしていたら、どうなっていただろう」と考えることがある。
あなたにも、そんな経験はないだろうか?
「なんとなく」で就職先を決めた友人
この前、友人と仕事について話していたときのことだ。
その友人は、就職活動のときにいくつかの会社から内定をもらったという。
最終的に選んだのは、名前もよく知られている安定した会社だった。
「なんでそこにしたの?」と聞くと、「親も安心してたし、条件も悪くなかったから」と言った。
しかし、しばらくしてから、「本当は、もう一社のほうに行ってみたかったんだよね」と話してくれた。
そちらは規模こそ小さかったが、仕事内容にはずっと興味があったらしい。
もちろん、もう一社を選んでいれば幸せだったとは限らない。
それでも友人は、「あのとき、自分がどうしたいのかをちゃんと考えなかったこと」を後悔しているようだった。
自分のことは、意外と自分でもわからない
『小学生でもできる言語化』には、こんな一節がある。
そうすることで、自分がどんな人間なのかが少しずつ分かっていき、自分に向いていることや向いていないことも見つけやすくなります。
――『小学生でもできる言語化』より
「自分のことは、自分が一番よくわかっている」
そう思ってしまいがちだ。
しかし実際には、自分が何を好きで、何が嫌いで、どんなときに楽しいと感じるのかを、意外とうまく説明できないことがある。
だから、大きな選択を迫られたときにも、「みんなが選んでいるから」「親が安心するから」といった、自分以外の基準で決めてしまう。
「正しい選択」と「後悔しない選択」は違う
人生で後悔することランキング・ワースト1は、「自分が本当はどうしたいのか」を考えないまま、大切なことを決めてしまうことなのかもしれない。
人生には、正解がわからない選択がいくつもある。
どちらを選んでも、失敗する可能性はある。
だから、「絶対に後悔しない選択」をすることは難しい。
それでも、自分が何を好きで、何を嫌だと感じ、何をやってみたいと思っているのかを言葉にすることはできる。
そして、自分の気持ちをわかったうえで選んだ道なら、たとえ思い通りにならなかったとしても、「自分で選んだ」と納得しやすい。
人生の後悔を減らすために必要なのは、未来を完璧に予測することではない。
大切な選択をするときに、自分自身の声を置き去りにしないことだ。









