やらなければいけないことをつい後回しにしてしまう。スマホを眺めているうちに時間だけが過ぎてしまい、余計に気分が重くなることもある。では、いい気分でいるためには、何をすればいいのか。話題の書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)をもとに、気分を上向かせる意外な行動を紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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スマホを見ていても不安は消えない…
「メールを返さなければ」「部屋を片づけなければ」「あの資料をつくらなければ」。
やるべきことが頭に浮かんでいるのに、どうにも手をつける気になれない。そんな日は誰にでもある。
ついスマホを見たり、お菓子を食べたり、別のことを始めたりする。「少し休めば気分転換になる」と思うのだが、やるべきことが残っていると、心のどこかに引っかかり続ける。
『人生アップデート大全』では、そんなときに気分を上げる方法について、こう紹介している。
つまり、気分が乗るのを待ってから動くのではなく、少し動くことで気分を変えていくのである。
行動ベスト1:やるべきことを「少しだけ」進める
ハーバード・ビジネス・スクールの研究で知られる「進捗の法則」では、日々の仕事について記録された膨大な日誌を分析している。
そこでわかったのは、人が充実感を得るうえで大きな力を持つのは、報酬や華々しい達成だけではないということだ。
たとえば、たまっていたゴミを出す。
机の上を片づける。
仕事をひとつ終わらせる。
それだけでも、「ひとつ進んだ」という感覚が生まれる。
しかも、すべて終わらせる必要はない。
部屋全体を掃除できなくても、気になっていた場所だけ片づける。
資料を完成させられなくても、まず1ページだけつくる。
「完了」までいかなくても、「前に進んだ」と感じられればいいのである。
「ちょっとだけ」が気分を変えてくれる
やることが多いほど、「全部終わらせなければ」と考えてしまいがちだ。しかし、そう思うほど最初の一歩が重くなることもある。
そんなときこそ、「ちょっとだけやる」と決めてみる。
5分だけ片づける。メールを1通だけ返す。資料を1ページだけ進める。
小さくても手を動かせば、さっきまで止まっていたものが動き始める。
気が重いときほど、目の前のことにほんの少しだけ手をつけてみる。
その小さな前進が、停滞した気分に変化を与えてくれるのだ。








