毎日やるべきことに追われ、「気づけば一日が終わっていた」という人は少なくないだろう。忙しく過ごしていると、それだけで前に進んでいるような感覚にもなる。しかし、一見順調に頑張っている人でも、ときには立ち止まった方がいいことがある。では、それはどんなときなのだろうか。本記事では、子どもも読めて、大人に刺さる『小学生でもできる言語化』をもとに、「一度立ち止まった方がいい人の特徴」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
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「何をしていたか」思い出せない
「今日も忙しかったな」と思って一日を終えたのに、「じゃあ、今日は何ができた?」と聞かれると、意外と答えられないことはないだろうか。
メールを返して、会議に出て、頼まれた仕事を片づける。
気づけば夕方になり、残った仕事を急いで終わらせる。
毎日ちゃんと働いているし、サボっているわけでもない。
それなのに、どこか「これでいいのかな」という感覚だけが残る。
あなたにも、そんな経験はないだろうか?
「忙しいから仕方ない」と思っていた
この前会った友人が、「最近、ずっと忙しい」と話していた。
仕事が次々に入ってきて、毎日それをこなすだけで精いっぱいなのだという。
ところが、「今、一番やりたいことって何なの? 仕事で目標にしてることとかあるの?」と聞くと、少し考えたあと、
「……なんだろう」と答えた。
やるべきことはたくさんある。
でも、その中で何を大切にしたいのか、自分はどこに向かいたいのかは、しばらく考えていなかったという。
忙しく動き続けていると、「進んでいる」という感覚は得られる。
しかし、たくさん動いていることと、自分が行きたい方向に進んでいることは同じではないのだ。
ときには自分と向き合ってみる
『小学生でもできる言語化』には、こんなページがある。
――『小学生でもできる言語化』より
「とにかく忙しい」で終わらせず、一度立ち止まってみる。
「今、何に一番時間を使っている?」
「本当は何に時間を使いたい?」
「そもそも、なぜこれを続けている?」
そうやって言葉にすると、自分でも気づかなかったズレが見えてくることがある。
惰性で走り続けない
一度立ち止まった方がいい人の特徴・ワースト1は、「何のためにやっているのか」を考えないまま、忙しく動き続けていることだ。
忙しいと、立ち止まることには勇気がいる。
「そんな暇があるなら、ひとつでも仕事を終わらせたい」と思うかもしれない。
しかし、目的地を確認せずに走り続ければ、速く走るほど遠くへ行ってしまうこともある。
「自分は今、何のためにこれをやっているのか」。
たまにはそんな問いを自分に投げかけて、言葉にしてみる。
立ち止まることは、前に進むことの反対ではない。
自分が進みたい方向を確かめるために、必要な時間なのだ。









