仕事も人間関係も、特に大きな問題はない。周囲から見れば順調そのもの。それなのに、気づかないうちに疲れがたまり、少しずつ余裕を失ってしまう人がいる。順調に見える人ほど、自分でも変化に気づきにくいことがあるのかもしれない。では、徐々に調子を崩してしまう人には、どんな特徴があるのだろうか。本記事では、子どもも読めて、大人に刺さる『小学生でもできる言語化』をもとに解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
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「順調だから大丈夫」が一番怖い
「なんとなく調子が悪い」と感じることはないだろうか。
仕事は普通にできている。
人間関係にも大きな問題はない。
毎日会社にも行けている。
それでも、「前より疲れやすい」「仕事に集中できない」「なんとなく楽しくない」と感じることがある。
あなたにも、そんな経験はないだろうか?
「別に仕事が嫌なわけじゃない。だけど…」
以前、知人がこんなことを言っていた。
「別に仕事が嫌なわけじゃないんだけど、最近ふつうにしんどいんだよね」
聞けば、仕事は順調で、周囲との関係も悪くないという。
しかし、詳しく聞いていくと、「以前より頼まれる仕事が増えた」「昼休みもチャットを見ている」「家に帰ってからも仕事のことを考えている」など、小さな変化がいくつも出てきた。
一つひとつは、「まあ、このくらいなら」と流せる程度のことだ。
けれど、それが積み重なれば話は変わってくる。
小さな「ズレ」を放置しない
『小学生でもできる言語化』では、言語化には「ズレを直す力」を高める効果があると述べている。
――『小学生でもできる言語化』より
「なんか疲れる」で終わらせるのではなく、「昼休みに仕事の連絡を見るようになってから、休んだ感じがしない」と言葉にする。
そこまで具体的になれば、「昼休みはチャットを見ないようにしよう」と対策を考えることができる。
反対に、違和感の正体を探らなければ、「まあ大丈夫だろう」と同じ状態を続けてしまう。
「まだいける」で済ませる人ほど危ない
順調に見えて、徐々に壊れていく人の特徴・ワースト1は、小さな違和感を「まだ大丈夫」と放置してしまうことだ。
大きな問題が起きていないと、人は「自分は大丈夫」と思ってしまう。
しかし、「前より疲れる」「最近イライラする」「なんとなく楽しくない」といった小さな変化にも、原因はあるはずだ。
「何が嫌なのか」「いつから変わったのか」「以前と何が違うのか」。
そうやって言葉にすることで、まだ小さなズレのうちに修正できる。
「まだ大丈夫」と思えるときこそ、一度立ち止まってみよう。









