特別に嫌われているわけでも、大きなトラブルを起こしたわけでもない。それなのに、気づけば周囲から人が離れ、本音を話してくれる相手がいなくなってしまう人がいる。人間関係が静かに遠ざかっていく原因は、普段の何気ない言動に隠れているのかもしれない。本記事では、子どもも読めて、大人に刺さる『小学生でもできる言語化』をもとに、「いつの間にか孤立してしまう人の特徴」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
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「普通はこうでしょ」と思っていませんか?
仕事でもプライベートでも、
「普通はこうするでしょ」
「それは違うと思う」
「常識的に考えたらわかるよね」
と、つい思ってしまうことはないだろうか。
「普通はそんなことしないよ」と言う友人
何人かで食事をしていたときのことだ。
一人が、「仕事を辞めて、半年くらい海外に行ってみたいんだよね」と話した。
すると、別の友人が、「え、今の仕事辞めるの? 大丈夫なの?」と言った。
「でも、ずっとやってみたかったんだよね」と返しても、「帰ってきて仕事なかったらどうするの?」と続ける。
もちろん、心配して言っているのだと思う。
ただ、その場にいた人たちは、それ以上その話を広げなくなった。
しばらくして別の話題になった。
そのとき、「否定された本人だけでなく、周りの人まで話さなくなるんだな」と思った。
「正解」はひとつではない
『小学生でもできる言語化』には、こんな一節がある。
なので、先ほどのぼくの文章もあくまでひとつの例に過ぎず、ほかにもいろいろな完成形があるはずです。
――『小学生でもできる言語化』より
これは言語化について書かれた言葉だが、人との付き合い方にも通じる。
自分にとって正しいことが、相手にとっても正しいとは限らない。
安定した会社で働き続けたい人もいれば、一度仕事を辞めて海外へ行きたい人もいる。
結婚したい人もいれば、一人で暮らしたい人もいる。
どちらか一方だけが「正解」というわけではない。
孤立する人は「自分の正解」を押しつける
いつの間にか孤立してしまう人の特徴・ワースト1は、自分の価値観を「唯一の正解」だと思ってしまうことだ。
人が離れていくのは、必ずしも嫌われたときではない。
「この人には何を言っても否定される」と思われたとき、人は静かに話すのをやめる。
いつの間にか孤立しないためにも、自分の「正解」だけで、相手の言葉を閉じてしまわないことが大切なのだ。









