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デジタル化や脱炭素の潮流が加速し、物価高の影響も続く。トランプ関税や中東情勢の緊迫化も、企業にとって大きな試練となりそうだ。本連載では、上場企業が発表した直近四半期の決算における売上高を前年同期と比べ、各業界の主要企業が置かれた状況を分析する。今回は中外製薬、武田薬品工業、第一三共、アステラス製薬の「製薬」業界4社について解説する。(ダイヤモンド・アナリティクスチーム 大根田康介)
四半期増収率は
全社で2ケタ増収
企業の決算データを基に「直近四半期の業績」に焦点を当て、前年同期比で増収率を算出した。今回の対象は以下の製薬業界4社。対象期間は26年4~6月で、12月決算の中外製薬は中間期、他の3社は第1四半期としている。
各社の増収率は以下の通りだった。
・中外製薬
増収率:17.8%(当四半期の売上収益3415億円)
・武田薬品工業
増収率:10.2%(当四半期の売上収益1兆2199億円)
・第一三共
増収率:21.1%(当四半期の売上収益5747億円)
・アステラス製薬
増収率:26.7%(当四半期の売上収益6409億円)
製薬業界4社の四半期増収率は、いずれも前年同期比で2ケタ増収となっている。
各社の好業績を支えた「主力薬」は何か。また、武田薬品工業、第一三共、アステラス製薬は27年3月期通期の業績をどう予想しているのか。さらに、26年12月期中間決算だった中外製薬の収益はどうなったのか。
次ページ以降で、各社の増収率の推移とともに詳しく見ていこう。







