米クルーソーは、世界最大級の人工知能(AI)スーパーコンピューターを建設したことで知名度を上げた。同社が次に注力するのは、小型化だ。クルーソーは2年をかけてテキサス州アビリーンにデータセンター複合施設を建設し、米オープンAIがこれを利用しているが、現在は小型データセンターに多額の資金を注ぎ込んでいる。小型であるため、自社工場で製造して平ボディートラックに積み込み、電源がある場所ならどこにでも設置できる。これは大規模プロジェクトより早くて安いという利点がある。大規模プロジェクトは費用がかさむ上、米国各地で遅延に直面している。クルーソーの戦略を支えるのは新たに実施した資金調達ラウンドで、39億ドル(約6140億円)を集めて企業評価額は約309億ドルに達した。チェース・ロックミラー最高経営責任者(CEO)によると、この資金調達はアトレイデス・マネジメント、バロー・エクイティー・パートナーズ、ムバダラ・インベストメントが共同で主導し、他にもファウンダーズ・ファンド、TPG、政府系ファンドのカタール投資庁(QIA)などが参加した。
小型化で「どこでも」データセンター 米新興が需要に手応え
オープンAIの超大型データセンターを建設したクルーソー、工場生産できる小型データセンターにも注力
特集
あなたにおすすめ







