ビジネス書を読み、セミナーに通い、「やりたいことを見つけたい」と口では言いながら、何年も一歩も動けない。「頭ではわかっているのに行動できない人」の根本的な特徴は、受動的な依存心にある。書籍『やりたいことが見つかる 世界の果てのカフェ』をもとに、誰かが答えを教えてくれるのを待つ他力本願を捨て、自ら動くためのマインドセットを伝授する。(構成/ダイヤモンド社・種岡 健)

20代で「頭ではわかっているのに行動できない人」の特徴・ベスト1Photo: Adobe Stock

ノウハウ本を読み漁るな

「自分にぴったりの天職がどこかにあるはずだ」
「絶対に失敗しないノウハウを手に入れてから動こう」

 と考えている人ほど、一生、最初の一歩を踏み出すことができない。

 完璧な準備や他者からの答えを待っている限り、人生は一ミリも前に進まないのだ。

 主人公ジョンから「どうやって存在理由の答えを見つければいいのか」と問われた際、ケイシーは「二重結びの赤いリボンがかかった小包が届く」という冗談を言った後、行動できない人の本質について次のように語っている。

「答えを運んでくる」という依存心

 ケイシーは冗談を明かした上で、答えを探す人間の受動的な態度を指摘する。

「質問をして答えを知りたい人は、誰かや何かが答えを運んでくるって期待しすぎることがあるのよ。でも、答えがわかったらどうするかを自由に決められるのと同じように、答えを見つけるのも自分自身なの」
――『世界の果てのカフェ』より

 赤いリボンのついた小包が届いて正解を教えてくれることなど、現実にはあり得ない。

 自分の存在理由ややりたいことの答えは、自ら試し、失敗し、実際に手を動かして行動するプロセスの中でしか見つからない。

 完璧な正解を求める依存心を捨てよう。

 未完成なまま行動を開始することこそが唯一の道なのだ。

自ら最初の一歩を踏み出そう

 20代で「頭ではわかっているのに行動できない人」の特徴・ベスト1。

 それは、誰かが答えを運んできてくれるという受動的な「小包待ち」の依存心を抱いていることです。

 完璧な正解を与えてくれる魔法の小包など存在しません。

 ジョンが悟ったように、自分で一歩を踏み出し、試行錯誤して見つけ出すしかないのです。

 頭で悩むのを今すぐやめ、興味のあることに自らの手で一歩を踏み出しましょう。