ウクライナは1日、ロシア側の標的に対して弾道ミサイルを実戦で初めて発射したと発表した。ロシアがすでに日常的に投入し甚大な被害をもたらしている迎撃困難な兵器を、自らも手にした形だ。弾道ミサイル「FP7」の実戦投入により、ウクライナはこうした兵器を製造できる数少ない国の一つとなった。ただし、最初の攻撃がどの程度成功したかは不明だ。弾道ミサイルには、ウクライナが対ロシアの主軸としている長距離ドローン(無人機)よりも大きな破壊力がある。しかし、ウクライナの兵器製造産業には制約もあり、大量生産には苦労する可能性がある。そのためこの実戦投入は軍事的な意味よりも象徴的な意味合いが強いかもしれない。それでもなお今回の発射は、ソビエト連邦解体後に一度崩壊したウクライナの防衛産業が、再び世界有数の高度な水準を取り戻したことを示す新しい証拠でもある。
ウクライナ、弾道ミサイルを初めて実戦投入
ゼレンスキー氏、今後は自国製兵器の増産に注力すると表明
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