ホルムズ海峡周辺で船舶を狙った新たな攻撃が相次ぎ、中東からの原油輸出の回復を脅かしている。湾岸産油国は、原油出荷量をイラン戦争が始まる前の水準近くまで回復させたばかりだ。ここ数週間の輸出量の急回復の背景には、米海軍による護衛や、一連の攻撃で対立の続くホルムズ海峡沿いに設置されたイランのレーダーや通信設備を無力化したことがある。アラブ首長国連邦(UAE)などの産油国は、タンカーがペルシャ湾内で原油を積み込み、ホルムズ海峡を抜けて、海峡の外側で待機する船舶に積み替えるという、複雑なシャトル輸送の仕組みを構築してきた。先月末にかけて船舶への攻撃が数日間報告されなかった。だが英海軍傘下の英海事機関(UKMTO)は9月28日以降、ホルムズ海峡周辺の船舶に対する攻撃が7件あったと報告している。UKMTOは10月4日にもさらに1件の攻撃を報告したが、発生日時は明らかにしなかった。
ホルムズで船舶へ新たな攻撃、原油輸送急増の足かせに
イランの船舶攻撃能力が向上しており、ホルムズ海峡の航行はより危険になっている
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