「毎日忙しくて、自分の時間がない」「休日も予定をこなすだけで終わってしまう」。そんな悩みを抱えている人は少なくないでしょう。時間をつくるために、もっと効率よく行動しようと考える人もいるかもしれません。しかし、どれだけ工夫しても、なかなか自由な時間が増えないことがあります。では、「いつも時間がない人」は、何を手放すべきなのでしょうか。『人生は気づかぬうちにすぎるから。』の著者クリス・ギレボー氏が、自分のための時間を取り戻すために大切な考え方を語っています。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
Photo: Adobe Stock
一度決めたら守るべきなのか?
「今日も、やりたいことが何もできなかった」
「休日なのに、予定をこなすだけで終わってしまった」
そんなふうに感じることはないだろうか。
仕事の打ち合わせ、友人との約束、家族の用事、習い事。
一つひとつは必要だと思って入れた予定でも、積み重なると、自分の時間はあっという間になくなってしまう。
しかも、一度決めた予定は「守らなければならない」と考えがちだ。
以前は楽しみにしていた約束でも、当日が近づくと気が重くなる。
それでも、「せっかく予定を立てたのだから」と無理をして出かけてしまうこともあるだろう。
もちろん、人との約束を大切にすることは必要だ。
しかし、予定を増やすことばかり考えていると、自分にとって本当に必要な時間まで失ってしまう。
では、時間に追われる毎日を変えるには、何から始めればいいのだろうか。
カットできる予定がないか考える
そのヒントになるのが、次の言葉である。
それでも、不要なモノを捨てるように、不要な予定を捨てることはできる。
スケジュール帳を開いて、カットできる予定はないかを考えてみよう。
――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』より部屋を片づけるとき、使わなくなったものを捨てる人は多い。
しかし、スケジュールについてはどうだろうか。
予定が増えすぎても、不要なものを整理しようとはなかなか考えない。
むしろ、空いている時間を見つけると、さらに予定を入れてしまう人もいるだろう。
大切なのは、予定を立てたときの気持ちだけで判断しないことだ。
今でも本当にやりたいことなのか。自分にとって必要な予定なのか。その時間を別のことに使ったほうがよいのではないか。
そう考えてみると、見直せる予定が見つかるかもしれない。
時間を増やすために必要なのは、もっと効率よく動くことだけではない。
今ある予定を減らし、本当に大切なことのために時間を空けておくことも、同じくらい重要なのだ。






