「毎日、同じことの繰り返しでつまらない」「何か新しいことを始めたいけれど、きっかけがない」。そんなふうに感じることはないでしょうか。仕事や家事に追われていると、気づかないうちに時間だけが過ぎてしまうものです。しかし、人生を充実させるために、何か大きなことを成し遂げる必要はありません。では、退屈な毎日を変えるためには、何を意識すればいいのでしょうか。『人生は気づかぬうちにすぎるから。』の著者クリス・ギレボー氏が、人生をもっと面白くするために思い出したい「2つの言葉」を紹介します。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)

人生がつまらないと感じたときに思い出したい、2つの言葉Photo: Adobe Stock

人生がつまらないと感じたときに思い出したい、2つの言葉

「毎日、同じことの繰り返しでつまらない」
「何か新しいことを始めたいけれど、何をしたらいいかわからない」
そんなふうに感じることはないだろうか。

仕事や家事に追われていると、毎日はあっという間に過ぎていく。
平日は目の前のことをこなすだけで精一杯。休日も、疲れを取るために家で過ごし、気づけば日曜日の夜になっている。

もちろん、ゆっくり休む時間も大切だ。
しかし、「いつか余裕ができたら」と考えているうちに、やりたかったことを何年も先延ばしにしてしまうことがある。

人生を充実させるために、大きなことを成し遂げる必要はない。
いつもの毎日に、少し違う選択を取り入れるだけでも、見える景色は変わっていく。

そんなときに思い出したい、2つの言葉がある。

①「10年後、私はこの決断についてどう感じるだろう?」

何か新しいことを始めようとするとき、私たちは目の前の不安ばかりを考えてしまう。

「お金がもったいないかもしれない」「失敗したら恥ずかしい」「今さら始めても遅いのではないか」
そうして迷っているうちに、何もしないまま時間が過ぎていく。

そんなときに思い出したいのが、次の言葉だ。
「10年後、私はこの決断についてどう感じるだろう?」

今は大きな問題に思えることも、10年後の自分から見れば、案外小さなことかもしれない。
反対に、今はそれほど重要に思えない選択が、10年後の人生を大きく変えている可能性もある。

目の前の損得だけでなく、未来の自分がどう思うかを考えてみる。
それだけで、これまで選ばなかった道が見えてくるかもしれない。

②「週末に、『計画的な冒険』と『思いつきの冒険』をする。」

「冒険」と聞くと、海外旅行など、大がかりなものを想像するかもしれない。
しかし、日常生活のなかにも冒険はある。

行ったことのない街を歩く。気になっていた展示会に出かける。いつもとは違う道を通って帰る。
そんな小さなことでも、普段とは違う経験になる。

そこで覚えておきたいのが、次の言葉だ。
週末に、「計画的な冒険」と「思いつきの冒険」をする。

1つは、事前に予定を立てておく冒険。もう1つは、その日の気分で決める冒険だ。

予定を立てれば、忙しさに流されずに新しい経験ができる。
一方、思いつきの行動には、予想外の発見や楽しさがある。

毎日を面白くするために、特別な才能や大きなお金は必要ない。
いつもの過ごし方から、少しだけ外れてみることが大切なのだ。

人生を変えるのは、小さな選択の積み重ね

人生がつまらないと感じるとき、何か大きな変化が必要だと思いがちだ。

しかし、人生を一変させるような決断をしなくても、毎日は変えられる。

10年後の自分なら、今の選択をどう思うだろうか。
今週末、いつもと違うことを1つでもできないだろうか。

時間ができるのを待つのではなく、今ある時間の使い方を少し変えてみる。
その小さな積み重ねが、人生をより面白いものにしてくれるのではないだろうか。