米国とメキシコの関税合意に向けた交渉が、ハワード・ラトニック米商務長官が異議を唱えたことで行き詰まっている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。ラトニック氏が北米のパートナー国との大詰めを迎えていた交渉を頓挫させたのはこれで2度目となる。米国とメキシコは、メキシコ側が一連の譲歩を行う見返りに、鉄鋼・アルミニウム・自動車に対する米国の関税を引き下げる合意に的を絞りつつあったと、これらの関係者は述べた。これにより、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)更新に向けたさらなる協議への道が開かれるはずだった。メキシコ当局者や多くの企業幹部は、合意が近いとの楽観的な見方を示していたという。しかし関係者によると、ここ数日で合意に向けた進展は著しく鈍化しているという。ラトニック氏率いる商務省の管轄下で安全保障上の理由から自動車や金属に課されている関税を巡り、意見の相違が生じているためだ。
ラトニック米商務長官、対メキシコ通商交渉に冷や水
商務長官はメキシコの鉄鋼、アルミニウム、自動車に対する関税の大幅な引き下げに異議を唱えている
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