「若い頃に、もっといろいろなことに挑戦しておけばよかった」。年齢を重ねてから、そんな後悔を抱く人は少なくないでしょう。仕事や家事に追われていると、つい自分のやりたいことを後回しにしてしまうものです。しかし、「いつか時間ができたら」と考えているうちに、人生はあっという間に過ぎていきます。では、これからの人生を後悔の少ないものにするために、何を大切にすればいいのでしょうか。『人生は気づかぬうちにすぎるから。』の著者クリス・ギレボー氏の考え方をもとに、50歳までに気づいておきたい「3つのこと」を紹介します。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)

50歳までに気づいておきたい「3つのこと」Photo: Adobe Stock

50歳までに気づいておきたい「3つのこと」

「若い頃に、もっと挑戦しておけばよかった」
「仕事ばかりではなく、家族との時間を大切にすればよかった」
「自分の好きなことを、もっと楽しめばよかった」
年齢を重ねてから、そんな思いを抱く人は少なくない。

20代、30代の頃は、目の前の仕事や生活に追われ、将来のことをゆっくり考える余裕がないこともある。
しかし、時間は思っている以上に早く過ぎていく。

「いつかやろう」と思っていたことが、気づけば何年も先延ばしになっていることもあるだろう。
では、これからの人生をより充実させるために、何を意識すればいいのだろうか。

50歳を迎える前に気づいておきたい、3つのことがある。

①「いつか」は、待っていてもやってこない

「仕事が落ち着いたら旅行に行こう」
「お金に余裕ができたら、新しいことを始めよう」
そう考えているうちに、次の仕事や用事が増え、結局何もできないまま時間が過ぎてしまう。

もちろん、将来への備えは必要だ。
しかし、時間やお金に余裕ができるのを待ち続けていると、今しかできない経験まで逃してしまう。

大切なのは、完璧なタイミングを待つのではなく、今できることから始めることだ。

②人生のすべてを「役に立つか」で決めなくていい

「せっかく時間を使うなら、将来のためになることをしたい」
そう考えて、趣味や遊びまで成果を求めてしまう人がいる。

しかし、好きな音楽を聴くことも、友人と何気ない話をすることも、ただ景色を眺めることも、人生を豊かにする大切な時間だ。

何かをするたびに、意味や成果を求める必要はない。
「楽しいからやる」という理由だけで、十分なのである。

③大切な人との時間は、永遠には続かない

「また今度、連絡すればいい」
「いつでも会えるから、今日はやめておこう」
そう思って、会いたい人との約束を先延ばしにすることはないだろうか。

しかし、自分も相手も、年齢を重ねるにつれて生活や環境が変わっていく。
今は当たり前に会える人とも、いつまでも同じように過ごせるとは限らない。

感謝を伝える。会いたい人に連絡する。一緒に過ごす時間をつくる。
そうした小さな行動を、後回しにしないことが大切だ。

人生を変えるために、何か特別なことをする必要はない。
自分が本当に大切にしたいことに、今日の時間を少しずつ使っていく。

その積み重ねが、これからの人生を豊かにしていくのだ。