本記事では、noteで面接対策集を発売した書籍『ありのままの自分で、内定につながる 脇役さんの就活攻略書』の特別企画として、「周りからどんな人だと言われますか?」と聞かれたときの内定に近づくおすすめの答え方を紹介します。

就活Photo: Adobe Stock

インドアなのに「アウトドア派です」と言ったらどうなるか

例えば、気になっている相手に好かれたくて、こう言ったとします。「休みの日はアウトドア派で、冬はよくスキーに行くんです」。本当は、家でゆっくり過ごすのが好きなのに。

うまくお付き合いできたとしても、待っているのは毎週末の遠出。だんだん疲れてきて、結局「なんか合わないね」で終わってしまいます。

面接の「周りからどんな人だと言われますか?」も、これとまったく同じです。人柄や性格で自分を偽って内定しても、入社後にミスマッチになるだけ。この質問は、取りつくろわずに答えるのが一番の正解です。

褒め言葉だけを並べると、かえって信用されない

それでも、面接になるとつい良い面ばかり話したくなるもの。

「周りからは、リーダーシップがあって、誰にでも優しい人だとよく言われます。」

面接官がこの答えから感じるのは、「褒め言葉だけを集めてきたんだな」ということ。

この質問で知りたいのは、自分で思っている自分と周りから見た自分にズレがないか。そして一緒に働いた時に、どんな雰囲気の人なのか。良い面だけでは、そのどちらも見えてきません。

内定する学生は、短所も混ぜて話す

内定する学生は、たとえばこんなふうに答えます。

「よく、熱しやすく冷めやすいと言われます。興味を持ったことには一気に没頭しますが、関心が薄れると切り替わるのも早いタイプです。一方で、本気で取り組んでいる時の集中力はすごい、とも言われます。」

短所をあえて入れることで、良い評価のほうまで本当らしく聞こえる。自分の実態に合った話なら、会社との相性もすり合わせやすくなります。

続けて「自分でもそう思いますか?」と聞かれたら、正直に答えれば大丈夫。一部が違うと思うなら、「◯◯の点は少し違いますが、◯◯の点は合っていると思います」と分けて伝えます。

「その短所とどう向き合っていますか?」には、改善策を1つ。「考えすぎて動き出しが遅れがちなので、ToDoアプリで行動を管理しています」のように具体的に話せると説得力が増します。まだ何もしていないなら、「正直できていないので、今日を機に考えてみます」でも構いません。

親戚に聞いてみる

もし親や親戚に聞ける人は、ぜひ自分がどんな人かを尋ねてみてください。小さい頃から見てきた親や親戚の言葉は、むしろ説得力があります。

「親からは、昔からじっとしていられない子だったと言われます」。そう聞けば、面接官もその人のアクティブさを自然と思い浮かべられますよね。

答えが自己PRや長所とかぶっても問題ありません。何十人も面接する面接官には、同じことを何度か聞くほうが「この学生はこういう人なんだ」と印象に残ります。

周りからの評価は、作るものではなく、そのまま伝えるもの。それができる学生こそ、面接官が一緒に働きたいと思う人です。