本記事では、『ありのままの自分で、内定につながる 脇役さんの就活攻略書』の特別企画として、「転勤は可能ですか?」と聞かれたときの転勤したくない学生におすすめの答え方を紹介します。
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入社3年目、転勤の辞令が出た日
入社3年目の春。上司に呼ばれて告げられたのは、地元から遠く離れた支店への異動でした。
本当は転勤なんてしたくなかった。でも就活の面接で「転勤は可能ですか?」と聞かれた時、落とされるのが怖くて「はい、どこでも大丈夫です」と答えていた。
面接でついた小さな嘘は、こうして数年後の自分に返ってきます。結婚や子育てと重なれば、なおさら断りにくくなる。転勤が理由で辞めることになれば、自分にとっても会社にとっても不幸なミスマッチです。
そもそも会社がこの質問をするのは、全国に拠点があり、数年ごとの転勤が当たり前だから。入社後に「やっぱり無理です」とならないよう、面接の段階で確かめておきたいわけです。
転勤できないなら、理由を「具体的に」言えばいい
では、転勤したくない学生はどう答えればいいのか。正直に断ったうえで、理由をはっきり伝えることです。
「大変申し訳ございません。転勤はできません。この街が好きで、ここで生涯暮らしていくことが、自分にとっての幸せの1つだからです。」
避けたいのは「なんとなくこの街が好きなので」という曖昧な断り方。理由が見えないと、ただのわがままに聞こえてしまいます。
同じ「地元が好き」でも、それがなぜ自分にとって大切なのかまで言えれば、立派な理由になる。「なぜそこまでこの街にこだわるのですか?」と深掘りされることもあるので、事前に自分へ「なぜ?」を何度か問いかけておきましょう。
転勤OKなら「ぜひ飛ばしてください」は最強の一言
一方、転勤に抵抗がない人にとって、この質問はアピールのチャンスです。
「はい。全国どこでも転勤可能です。新しい場所に行くのが好きなので、むしろ楽しめるほうだと思います。」
面接官のノリが良さそうなら、最後に「ぜひ、全国どこでも飛ばしてください」と添えてみてください。冗談のように聞こえるかもしれません。ただ、人事からすれば「この学生はどこにでも配属しやすい」と一言で分かる、かなり印象のいい答えです。
正直に答えて落ちたなら、それでいい
この質問をしてくる会社は、基本的に「転勤できる人」を求めています。正直に答えて落ちたなら、働き方が合わなかっただけ。無理に受かる必要はありません。
新しい土地は好きでも、引っ越しの手間を考えると転勤が多いのはつらい。そんな人もいるでしょう。3~4年ごとに県をまたぐ転勤がある職場なら、地元や好きな街を離れたくない人には正直おすすめしません。
だからこそ、受ける前に転勤の実態を確かめておくこと。頻度はどのくらいか、結婚や子育ての後も続くのか。転勤は、入社してからでは変えにくい条件の1つです。
選考中に聞きにくければ、内定が出たあとに聞いても問題ありません。
面接で嘘をついて入るより、入る前に確かめる。数年後の自分を守るのは、そのひと手間です。








