2017年にスタートした「感動する名言グランプリ」が、今年で記念すべき10回目を迎えました! 名言グランプリは、SNSやWEBメディア、新聞記事など、さまざまな媒体で発信された膨大な言葉の中から、人々の心を動かし、前向きな気持ちにしてくれる言葉を選び、その年の名言として紹介する企画です。2026年も、人々の心を動かした珠玉の名言が集まりました。今年はどんな言葉が選ばれたのでしょうか。ノミネート10作品をご紹介します。(構成/三浦史織)

感動する! 名言グランプリ2026

2025年のグランプリは、黒柳徹子さんの「好奇心の扉だけは、常に開けておいた方がいい」

まず「名言グランプリ」とは、その年のテレビ、ラジオ、新聞、SNSなどで発信された言葉の中から「感動する名言No.1」を決定するものです。

世の中には、玉石混交の言葉の波が、日々押し寄せています。その中から、
① 前向きな気持ちになる(挑戦を後押しする、頑張ろうと思える、気持ちが和む)言葉
② 新しい発見がある(当たり前を更新してくれる、視野を広げてくれる)言葉

を「感動する言葉」と称し、総合的なバランスも勘案しながら、ノミネート作を10個に厳選します。

グランプリは、言葉にゆかりのある人や、経済界で活躍する人たちなど、幅広いバックグラウンドをもつ審査員が、毎年、熟議をかさねて決定しています。

感動する!名言グランプリ2026審査員

昨年、2025年のグランプリに輝いたのは、
「好奇心の扉だけは、常に開けておいた方がいい」
という名言でした。

黒柳徹子さんが、あるインタビューで40~50代へのアドバイスを問われてお話ししたものです。
いろんな「なりたいもの」を試しては、「向いていない」と気づく日々を過ごしてきたという黒柳さん。
実は、今の職業も、最初から目指していたわけではなかったそうです。
黒柳さんは「『なりたい』と思った職業に就いた人は少ない。
90%は、私のように“偶然”なんです」
と話したうえで、「将来、どんな出会いがあるかなんて誰にもわからないんだから、好奇心の扉だけは、常に開けておいた方がいい」とアドバイスをしています。

黒柳徹子さん名言

審査員を務めた、プロデューサー業・モデルの田中里奈さんは、この言葉についてこう話しています。
「黒柳徹子さんが40・50代の方へのメッセージとして伝えた言葉だと思いますが、私はこの言葉を敢えて若い人たちに届けたいと思いました。最近は流行りでMBTIやイエベ、ブルベとかラベリングして、合わないものは『NO』となりがちだけど、そうじゃないものも好奇心をもってトライして欲しいなって思います。それでないと、合う人やものだけで生きていくことになってしまう」

好奇心を持っていれば、どんな出会いだって楽しめる。好奇心があれば、向き不向きに関係なく、新しい扉が開かれる。この「好奇心の扉」という瑞々しい感性が、審査員の方たちの大きな共感を呼びました。

さて、10周年を迎える今年は、企画のさらなる発展を目指し、新たな取り組みをスタートします。それは、「ラジオDJ審査会」の開催です。
ラジオDJの皆さんは、日々、リスナーに向けて言葉を届けています。映像のないラジオだからこそ、どうすれば言葉がリスナーの心に届くのか、日々繊細に向き合っています。
そんな全国各地のラジオDJの皆さんに「感動する!名言グランプリ」の取り組みにご賛同いただき、このたび「ラジオDJ審査会」を開催することになりました。
言葉に対する感度が高い皆さんが、どんな名言に共感するのか、注目です。

全国各地のラジオDJ

【一覧(敬称略)】
・森本優(ラジオパーソナリティ、プロデューサー、放送作家)
・内藤聡(ラジオパーソナリティ、イベントMC、スポーツMC、株式会社ハニープロジェクトぐんま代表、ぐんま特使)
・吉川朋江(ラジオパーソナリティ、パワフルプロ野球二代目ウグイス嬢)
・光永亮太(ラジオDJ、シンガーソングライター、作詞作曲家)
・江本一真(ラジオDJ、スポーツ実況者)
・コウズマユウタ(ナビゲーター、インタビュアー、ラジオDJ)

それでは、数々の言葉の中から厳選された
2026年のノミネート10作をご紹介していきます。