「これまで一生懸命生きてきたけれど、本当にこれでよかったのだろうか」。ふと、そんな思いが頭をよぎることはないでしょうか。仕事や家族のために頑張り、周囲の期待に応えてきた。それなのに、人生を振り返ると、どこか満たされない気持ちになることがあります。しかし、過去を悔やんでいるだけでは、これからの人生も変わりません。では、「自分の人生はこれでよかったのか」と感じたとき、何を考えればいいのでしょうか。『人生は気づかぬうちにすぎるから。』の著者クリス・ギレボー氏の考え方から、これからの人生を後悔せずに生きるための「2つの言葉」を紹介します。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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「自分の人生はこれでよかったのか」と思ったとき、読んでほしい2つの言葉
「もっと自分の好きなことをしておけばよかった」
「周りの期待に応えるばかりで、自分のために何をしてきたのだろう」
ふと立ち止まったとき、そんな思いが浮かぶことはないだろうか。
仕事を頑張ってきた。家族のために時間を使ってきた。人に迷惑をかけないよう、やるべきことをこなしてきた。
それなのに、これまでの人生を振り返ると、どこか満たされない。
もちろん、誰かのために頑張ることは大切だ。
しかし、他人の期待に応えることばかりを優先していると、自分が本当にやりたかったことは、いつまでも後回しになってしまう。
では、これからの人生を後悔しないためには、何を大切にすればいいのだろうか。
そんなときに思い出してほしい、2つの言葉がある。
①「いいえ、結構です。私はいつか死ぬので」
少し驚くような言葉だが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。』には、こんな考え方が登場する。
私たちは日々、さまざまなことを頼まれる。
気が進まない食事の誘い。断りづらい仕事。参加する必要があるのかわからない集まり。
本当はやりたくないと思っていても、「断ったら悪いかな」と考え、つい引き受けてしまう。
しかし、私たちが使える時間には限りがある。
誰かの期待に応えるために使った時間は、自分が本当にやりたいことには使えない。
もちろん、何でも断ればいいというわけではない。
ただ、すべての頼みごとに応える必要もない。
自分の人生は、他人の期待を満たすためだけにあるわけではない。
限りある時間を何に使いたいのか、改めて考えてみることが大切だ。
②「最も誇らしいこと」と「最も後悔していること」
これは、自分の人生の最期を想像するときに、考えてみてほしいと著者が挙げている2つの問いだ。
人生の終わりに、自分は何を思い出すだろうか。
仕事で失敗したこと。返信が遅れてしまったメール。会議でうまく発言できなかったこと。
今は大きな問題に思えても、何十年もたったあとには忘れているかもしれない。
一方で、大切な人と過ごした時間や、勇気を出して挑戦したことは、いつまでも心に残る可能性がある。
それならば、今の自分が何に時間を使うべきなのかも、少し変わってくる。
仕事を完璧に終わらせることより、家族とゆっくり食事をする。いつか行こうと思っていた場所に、今年こそ出かけてみる。
人生の最後に何を大切だったと思うのかを、今のうちに考えてみることだ。
「自分の人生はこれでよかったのか」
そう感じたとき、これまでの人生に答えを出す必要はない。
過去を変えることはできなくても、これからの時間の使い方は変えられる。
これからの人生をどう生きるかは、今日からでも選び直せるのだ。






