「一緒にいると、なぜか疲れてしまう」。周囲にそんな人はいないでしょうか。話がなかなか終わらなかったり、こちらの都合を考えずに何度も連絡してきたり。本人に悪気はなくても、知らず知らずのうちに相手に負担をかけてしまう人がいます。一方で、長い時間一緒にいても疲れず、「また会いたい」と思える人もいます。では、「相手を疲れさせる人」には、どんな特徴があるのでしょうか。『人生は気づかぬうちにすぎるから。』の著者クリス・ギレボー氏が、人間関係を心地よく保つために大切な考え方を語っています。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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「相手を疲れさせる人」の特徴
「そろそろ帰りたいのに、なかなか話が終わらない」
「忙しいと伝えているのに、何度も連絡が来る」
そんな経験をしたことはないだろうか。
一緒にいて楽しい人もいれば、会ったあとにどっと疲れてしまう人もいる。
もちろん、相性の問題もあるだろう。
しかし、悪気がないのに、知らず知らずのうちに相手を疲れさせてしまう人もいる。
たとえば、自分の話に夢中になるあまり、相手が退屈していることに気づかない。
もう帰りたそうにしているのに、「あと少しだけ」と引き止めてしまう。
本人にとっては楽しい時間でも、相手も同じように感じているとは限らない。
では、一緒にいて心地よい人と、相手を疲れさせてしまう人には、どのような違いがあるのだろうか。
相手の時間を「自分のもの」にしていないか?
そのヒントになるのが、次の言葉である
他人が関わっていると、自分1人で行動するときのように即座に決定を下すのが難しいこともある。それでも、途中で何かをやめられれば、「時間が増える」「大きな自由を味わえる」という2つのメリットを多く体験できるようになる。
私の友人の女性は、離婚後数か月でオンラインデートを始めた。彼女は自分がどんな相手を求めているのかよくわからなかったので、それを知るためにできるだけたくさんの男性と会いたいと思っていた。
彼女は、何人かの男性と実際に会ってみた。そして早い段階で、あることに気づいた。ディナーと映画(ときにはディナーだけでも)は、初デートには長すぎるということだ。
そこで彼女は、最初に男性と会うときは、夕方、テイクアウトのコーヒーか紅茶を片手に散歩をしながら話をすることにした。
レストランで初対面の相手と向かい合って話をするよりも、歩きながら話をするほうが、かしこまらず、アクティブな気分になれる。
この形式だと、時間も1時間弱という適度な長さで収められた。
話がはずんだら、そのままディナーにしてもいい。そうならなかった場合は、散歩を終えたら相手に「さようなら」と言い、自分の生活に戻ればいい。
自分が望む以上の長い時間を相手と過ごす必要はないし、一緒に過ごす時間を終わらせることに失礼な気持ちになることもない。
物事を途中でやめるうまい方法を身につけよう。それは、あなたに大きなメリットをもたらしてくれる。時間を節約できるし、自信もつく。物事を途中でやめることは、あなたのお気に入りの習慣になるかもしれない。
一緒にいて心地よい人は、相手の時間も大切にする
人と一緒に過ごす時間は、自分だけのものではない。
どれだけ話が盛り上がっていても、相手には相手の予定がある。
仕事で疲れているかもしれないし、家に帰ってゆっくり過ごしたいと思っているかもしれない。
それなのに、自分がまだ話したいからといって相手を引き止めたり、断りづらい雰囲気をつくったりしていないだろうか。
大切なのは、相手が自分と同じ気持ちだと決めつけないことだ。
「そろそろ時間、大丈夫?」
「今日はこのくらいにしておこうか」
そんな一言があるだけでも、相手は自分の都合を伝えやすくなる。
また、自分自身も、無理に相手に付き合い続ける必要はない。
疲れているときは早めに帰る。気が進まない誘いは断る。自分の時間を大切にする。
一緒にいて心地よい人は、自分の時間だけでなく、相手の時間も尊重できる人なのだろう。
人間関係を長く続けるために必要なのは、いつも一緒にいることではない。
お互いが無理をせず、心地よい距離感を保つことだ。
相手の時間を大切にする。その小さな心がけが、「また会いたい」と思われる人になるための第一歩なのかもしれない。






