竹中平蔵・慶応大学教授が率いる政策提言集団ポリシーウォッチが、去る1月5日にアカデミーヒルズで開催した緊急討論会「大混迷2009年の政治経済の行方」の模様を引き続き動画にてお伝えする。第2回は、エコノミストのロバート・フェルドマン氏。前回の竹中氏の発言を受けて、日本では「正論」が歪んで議論されていると指摘する。同氏が特に批判するのが、格差問題と法人税問題の捉え方だ。
ロバート・フェルドマン
1953年米テネシー州生まれ。イエール大学卒、経済学及び日本研究の学士。MIT経済学博士。国際通貨基金、ソロモンブラザーズアジア証券を経て、現在モルガン・スタンレー証券マネージング・ディレクター。和文書籍は、「日本の衰弱」(1996年)、「日本の再起」(2001年)、「構造改革の先を読む」(2005年)。
<次回掲載>
冨山和彦(1月23日予定)