「もっと自信があれば、人生はうまくいくのに」「ちょっとしたことですぐ不安になる」。自信がないと、何かに挑戦することをためらったり、他人と自分を比べて落ち込んだりしがちだ。しかし、自信とは、生まれつき備わっているものではない。話題の書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)より、自信を育て、毎日を前向きに過ごすための習慣を紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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ベスト1:いつも「自分ができること」に目を向けている
いつも幸せそうに見える人と、そうでない人。その違いはどこにあるのだろうか。
一つのポイントは、「自分にはできる」という感覚を持てているかどうかだ。
私たちは、自信のある人を見ると、「もともと自己肯定感が高い人なのだろう」「能力が高いから自信があるのだ」と思いがちだ。
しかし、実は自信について、多くの人が勘違いをしているという。
『人生アップデート大全』の著者・池田貴将氏は、次のように説明する。
日本語だと『自分を信じる』のように書くので、自信とは漠然と『自分を信じること』だと思ってしまっているのです。
研究によると、自信とは常に『タスクベース』なのです。
『このタスクをきちんと実行することの自信はある』ということが自信です。
20世紀を代表する心理学者の一人、アルバート・バンデューラも『自己効力感とは、目標を実現するために必要な行動を計画し、実行できる自信のこと』と述べています」。
――『人生アップデート大全』より
つまり、自信とは「自分は何でもできる」と思うことではない。
「これならできる」と思えることを、一つひとつ増やしていくことなのだ。
たとえば、仕事では大胆な決断ができる経営者でも、料理となるとまったく自信がないことがある。
優秀なアスリートでも、人前で話すことには苦手意識を持っているかもしれない。
誰にでも得意なことと苦手なことがある。だからこそ、すべてに自信を持とうとする必要はないのだ。
自信は、小さな行動から育っていく
では、自信を育てるには、具体的に何をすればいいのだろうか。
池田氏がすすめるのは、「自分ができる小さなタスク」に目を向けることだ。
たとえば、早起きが苦手な人なら、いきなり「毎朝5時に起きる」という大きな目標を立てる必要はない。
「目覚まし時計を止めたら、ベッドから出る」「起きたら顔を洗う」。
そんな小さな行動から始めればいい。
一つできたら、また次の一つに取り組む。その積み重ねが「自分にもできる」という感覚につながっていく。
不安になったときは「今の自分にできることは何だろう?」と考える
大切なのは、最初から大きな成功を目指すことではない。
将来に不安を感じたり、他人と比べて焦ったりしたときこそ、「今の自分にできることは何だろう?」と考えてみる。
できないことばかりに目を向けるのではなく、できることを一つずつ増やしていけば、自分自身への信頼も少しずつ育っていくはずだ。
毎日を幸せな気持ちで過ごすためにも、まずは今日、「これならできる」と思える小さな行動を一つ、取り入れてみてはいかがだろうか。











