「何をやっても続かない」と悩んだことはあるだろうか。実は、「三日坊主を繰り返してしまう人」には明確な共通点がある。本記事では、習慣本の超決定版『あきれるほど小さい習慣』をもとに、「何をやっても続かない人の残念な共通点・ワースト1」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)

「何をやっても続かない人」の残念な共通点・ワースト1Photo: Adobe Stock

三日坊主で終わった経験はありませんか?

「今年こそは新しい挑戦をしよう」と意気込んだ経験はないだろうか。

 そして、三日坊主で終わった経験はないだろうか?

会社の先輩の話

 会社の先輩が、英語の勉強を始めたらしい。

「毎日1時間勉強する」と高い目標を掲げてスタートしたそうだ。

 最初は順調だったが、仕事が忙しくなるとあっさり挫折したと言う。

 しかも何をやっても結局三日坊主な自分が嫌になり、やがて本を開くことすらなくなったという。

 気合を入れるほど長続きしないのはなぜだろうか。

続かない原因は「意志のせい」ではない

『あきれるほど小さい習慣』には、こんなエピソードがある。

何かを始めるとき、「ガラッと変わりたい!」とつい思ってしまいますよね。これを、ジャイアントステップと言います。
最初の数日は、やる気に満ち溢れて、「毎日1時間は運動するぞ!」「毎日部屋を綺麗に掃除する!」と意気込む。
でも、ちょっとでも忙しくなると続かなくなり、「あ、またできなかった……」と自己嫌悪に陥ってしまう。
しかし、習慣が続かないのは、あなたの意志が弱いからではありません。単に、最初の一歩のハードルが高すぎるのです。
焦りや完璧主義からくる「やらなければ」という強い義務感は、気づかぬうちにストレスになります。
そして人間の脳は、ジャイアントステップがもたらす急激な変化を「危険!」と判断し、ストップをかけるようにできています。
だから、やる気があればあるほど、抵抗感も大きくなり、続かなくなる。これが三日坊主の正体です。

――『あきれるほど小さい習慣』より

 続かない原因は、意志の弱さではなく、最初の一歩のハードルが高すぎるからだ。

 一気に変わろうとすると脳が危険を感じ、ブレーキをかける仕組みになっている。
 そんな中でいくら意志に頼っても、ムダなのだ。

「何をやっても続かない人」の残念な共通点・ワースト1

「何をやっても続かない人」の残念な共通点・ワースト1は、「気合に頼り、最初の一歩のハードルを高く設定しすぎていること」だ。

「1分だけ単語帳を見る」といった、小さな一歩でいい。
 熱があってもできるくらい、最初の一歩のハードルを下げる。

 ハードルを下げることこそが、三日坊主を抜け出す道なのだ。